
北アイルランドとの国境にて。左足はアイルランド共和国、右足は北アイルランド(UK)
先日告知させていただいた10月2~4日に東京・巣鴨で開催される「秋のケルト市」ですが、順調にお申し込みをいただいているようです!
★来場のお申込みはこちら→
秋のケルト市 「ケルトの冬じたく」(入場制限があります)
今回のイベントでは拙著『
絶景とファンタジーの島 アイルランドへ』で紹介しているアイルランドのお菓子やクラフトが販売されます。
商品の一部を当地から送るお手伝いをさせていただいたのですが、困ったことに日本は今、新型コロナの影響でアイルランドとの国際郵便の取り扱いを停止しています。(船便は先月よりOKになりましたが時間かかり過ぎで使えない…)
そこで、
どのみち郵便で送れない商品はダブリンから国際宅急便で送りましたが、送料が高くつくこともあり、郵便で送れるものは国境を越えて北アイルランドの郵便局へ出しに行きました!
どういうことかと言うと、アイルランドからはダメでも、UKからの郵便物は日本に届くのです。その上、UK本土(ブリテン島)からアイルランドへの入国者は自主隔離の対象になりますが、北アイルランドからの場合はならない。
無事に荷物を送る方法を主催者の皆さんとあれこれ考えているうちにこの手を思いつき、数週間前にアイルランド北西部へサーフィンに行った際に回り道して、国境越えしたというわけです。

ベルコー(北アイルランド)/ブラックライオン(アイルランド共和国)の国境はベルコー川(Belcoo River)に架かる橋。この先は北アイルランドとなり、標識は英語のみ、速度はマイル表示に

振り返るとアイルランド共和国。標識はアイルランド語と英語の2か国語、速度はキロメートル表示

この辺りでいちばん大きな北アイルランドの街、エニスキレン(Enniskillen, Co. Fermanagh, Northern Ireland)の郵便局。アイルランドでは郵便カラーはグリーンですが、北アイルランドはロンドンなどほかのUKと同じく赤です
国境を越えたミッション。なんだか『愛の不時着』みたいだ~と、ひとりドラマチックな気分に。
38度線でない上、郵便局でハンサムな北アイルランド人に出会ったり…ということもなかったけれど(笑)。
ロイヤルメイル(UKの郵便)で送られた小包は、15日間かかって無事に日本に到着しました。
販売される商品は
秋のケルト市の特設HPをご参照ください。ステキなものがいっぱいです!

ダブリンのクラフトとデザインの老舗ショップ、クレオ(
Cleo)オリジナルの、御年80になられるミセス・ボーランドの手作りウサギとネズミも無事に海を渡りました♪
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