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「新型コロナと共に生きる」5段階の6~9か月プラン発表

本日政府の記者会見があり、新型コロナウィルスと共存していくための今後6~9か月の中期プランが発表されました。

会見でのミホール・マーティン首相の発言などを聞くに、こうなったらワクチンが出来るまでは現状を受け入れて、ウィルスと共存しながら経済を保つこと、メンタルヘルスを含む健康を維持することにフォーカスしましょう、というのがアイルランド政府の姿勢のようです。
少なくともの2021年の初期または中期まではこの暮らしが続くという見通し。レベル1~5の5段階で示され、数字が小さくなるにつれ制限が緩まります。明日からアイルランド全土がレベル2となり、ワクチンが出来たらレベル1になるそう。ちなみにもっと制限の厳しいレベル5は、4~5月の頃のロックダウンに限りなく近い状態のようです。

レベル2とは、学校、レストラン、パブ、ジムなど経済活動、社会活動の大部分が再開している状態で、スポーツの試合なども制限付きで行うことが出来ます。つまりはほぼ現状どおり。
ただ、ここ2週間ほどダブリンの新規感染者の急増が著しいため、同じレベル2でもダブリンはより厳しい制限が加わります。
以下、明日から適応されるレベル2の主な制限内容です。(参照→Explainer: What does Level 2 mean?/RTE News

社交
・他者の家または庭で集うのは、1~3世帯6人まで。→ダブリンは1~2世帯6人まで
・屋内で集うのはこれまでどおり、6人まで。屋外は1~3所帯15人まで。→ダブリンは屋内・屋外ともに2世帯6人まで

冠婚葬祭
・結婚式は50人まで出席して良い。
・お葬式は50人まで参列して良い。

集会、イベント
・屋内は50人まで。ひとグループ6人までとし、ほかのグループと交わらないこと。
・屋内大型会場は100人まで。2メートルのソーシャルディスタンスを維持し、入口/出口を一方通行で管理すること。(スタジアム、コンフェレンスセンターなど超大型のイベント施設の場合は、別途考慮)
・屋外は100人まで。スタジアムなど収容最低人数5000人規模の会場では200人まで。(超大型施設の場合は、別途考慮される)→ダブリンは200人の集会は許可されない

スポーツ活動
・屋外トレーニングはひと群れ15人まで。エクササイズ、ダンスの教室はひと群れ6人まで。(プロ、エリート選手、県対抗戦、シニアのクラブチャンピオンシップは例外)

スポーツの試合、イベント
・屋外では観客は100人まで、屋内では50人まで。
・屋外スタジアムなど収容最低人数5000人規模の会場では200人まで。(超大型施設の場合は、別途考慮)→ダブリンは200人までのイベントは許可されない

パブ、バー、カフェ、レストラン(ホテル内のものを含む)
・現行の制限内でオープン
・各グループ3所帯6人まで

ウェット・パブ(食事を出さないパブ)
・9月21日より再開 →ダブリンは再開見送り
・各グループ3所帯6人まで

本日の新規感染者は357人で、5月半ば以降もっと多い数。そのうち3分の2がダブリンでした。正直言って、これだけダブリンの感染拡大が懸念されているのにこの程度の制限で良いのだろうか…という気もしますが、政府にはもっと深い考えがあるのでしょうか。
マーティン首相、レオ副首相はダブリンから他県への県外移動は極力避けるようにと言っていますが、あくまで自粛レベルで、ガーダ(アイルランド警察)のチェックがあるわけでもない。こんな宙ぶらりんな状態だと週末のプランも立てにくく、いっそのことダブリンは県外移動の制限を伴うレベル3にした方がいいのでは?ともやもやしていたら、やはり同じことを野党議員やジャーナリストから突っ込まれていました。

海外渡航については現在アイルランドが独自に定めているグリーンリスト(帰国後2週間の自主隔離をしなくてもよい国のリスト)のシステムから、来月EUの国際ルールが決定されたら、そちらに足並みをそろるとのことですから、10月に何らかのアップデイトがあることになるでしょう。

今日は20度を超えるインディアンサマー(小春日和)だったので、サーフボードを陽に当てて塗り重なって汚くなったワックスを溶かし、コームで削り落としてきれいにする作業をしました。
ダブリンの制限に関しての政府の決定が甘いので、木曜日のNPHET(National Public Health Emergency Team=公衆衛生緊急チーム)の会議次第ではさらなる制限が加えらるかもしれないそうです。週末の波予報がいいのでまたサーフィンに行くつもりでしたが、ちょっと様子をみた方が良さそう。

いずれにしてもまだまだ先は長い…。これまでどおり制限内で出来る暮らしを楽しみつつ、手洗い、うがい、ソーシャルディスタンスの維持に粛々とつとめて日々過ごします。

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一昨日ダブリンから西海岸への途中、キャンピングカーの車窓から眺めた夕暮れの景色
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naokoguide

アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。長野県上田市出身、2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。

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