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杉原千畝が「命のビザ」を発給した記念館を守ろう!

この夏、懇意にしているお客様をご案内してバルト三国へ行くはずでした。
歴史的な街並みや素敵な伝統工芸品などもさることながら、いちばんの目的はリトアニア、カウナスにある杉原千畝記念館の訪問。第二次世界大戦下、在リトアニア日本領事館に領事代理として赴任していた杉原千畝がナチス・ドイツに追われたユダヤ人にビザを発給し続け、約6000人の命を救った「命のビザ」のストーリーはご存知の方も多いことでしょう。
(杉原千畝について詳しく知りたい方は生誕地・岐阜県八百津町にある杉原千畝記念館のこのページが参考になります→杉原千畝について

4月頃までは行くつもりでしたので関連資料を読んだり、反町隆史さん主演のTVドラマ『日本のシンドラー杉原千畝物語 六千人の命のビザ』(2005)や、唐沢寿明さん主演の映画『杉原千畝 スギウラチウネ』(2015)を観たりしていました。食事をする間も惜しんでビザを書き、ついにはカウナスを列車で出発する間際まで駅のホームで書き続けるシーンは強烈に印象に残りました。
「命のビザ」が書かれたカウナスの旧領事館が、現在の杉原記念館。訪問者の85%が日本からだそうです。

今年2020年は杉原千畝の生誕120周年。さまざまな記念行事も予定されていたことでしょうが、新型コロナ禍でそれどころでなくなったばかりか、訪問者の激減で記念館自体が存続の危機に追い込まれているとか。
<新型コロナ>杉原千畝記念館 閉館の危機 リトアニア感染拡大で休業(5月1日付東京新聞WEB版)

どうにかならないものか…と心を痛めていたところ、先日の私のオンラインでのアイルランド・カルチャー講座を担当してくださった三浦さんをはじめとする日本の旅行会社社員有志の皆さんが立ち上がり、支援プロジェクトを立ち上げてくださいました。
関係者に働きかけ、カウナスの杉原記念館を運営するNGO組織「杉原”命の外交官”財団」と共同して、閉館危機を救うためのクラウドファンディングを行っています。素晴らしい。

プロジェクトの詳細、支援はこちら↓
杉原千畝が「命のビザ」を発給した記念館 日本の誇りをかけて閉館危機から救いたい!
(杉原記念館の館長Ramunas Janulaitis氏からのメッセージ動画あり)

三浦さんたちの熱意と心意気に感動し、私も早速に賛同させていただいた次第です。
新型コロナ禍に何ができるか、自分がどう役に立てるか、ここ数か月ずっと考え続けてきました。自身の暮らしやビジネスを守るほかにすべきことがあるのではないか、との漠然とした想いにとらわれ続けている中、こういうプロジェクトに賛同させていただけるのは本当に嬉しい。
旅行業界も生き残ることに必死ですが、旅行会社だけが生き残っても、訪れる場所やそこに暮す人々がいなければ旅を創ることは出来ません。コロナ禍を抜けたあと、何が残る世の中をつくりたいのか。大きな視野で現状を見つめ、その先へ想いを馳せたたとき、このカウナスの杉原記念館のような場所はやはりなくしてはいけないと思います。

ご賛同いただける方は上記リンクから、ぜひご一緒に支援に参加しましょう。

sugiharamuseumkaunasu0920
カウナスの杉原記念館入り口には桜の木が植えられているそうです

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コメント

No title

また良い情報をいただき、早速私も協力参加させていただきました。杉原氏が、目の前の大勢のユダヤ人を救うために、外交官であったのに国の命令に背かなければならなかった、そのことに胸を打たれました。どれほどの葛藤に苦しまれたことでしょう。日本人として誇りに思えますし、それを記念してくれているリトアニアの人たちには感謝しなければ。今回このプロジェクトを立ち上げてくださったのが、オンライン講座で毎週お顔を見ていた三浦様を始めとする人たちならば、これはもう協力しないでどうする(^^)というものです。大勢の人たちが気付いて参加してくださることを祈っております。

sima-sさんへ

早速にご賛同いただき嬉しいです!
そうなんですよね、記念してくださっているリトアニアの方々が素晴らしいですよね。そのことに触れてくださり、ありがとうございます。
三浦さんたち、普段添乗でお客様をお連れてしている方々が発起されたというのも、この記念館を訪れた皆さんがいかに感激され、有意義な時間を過ごしておられるかを物語っているように思います。
嬉しいコメントを本当にありがとうございます。三浦さんにもお伝えしますね!

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Author:naokoguide
アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。長野県上田市出身、2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。

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