ここ数年、夏になると友人スティーヴンのご両親の海辺の家に遊びに行くのが恒例となっています。
ダブリン市街地から車で30分程、北郊外のポートラン(Portrane, Co. Dublin)。今や何件ものモーバイルホーム(休暇用の仮設住宅)が立ち並ぶ一角ですが、約50年前にスティーヴンのご両親がキャラバンカーで到着し、家畜を追い出したりしながら避暑地として整えていったのが始まりだそう。
※過去ブログ参照→
ポートランの夏の夕べ/
ポートランで過ごす夏の午後
まるでプライベート・ビーチのごとく静かな浜辺
バンクホリデー(祝日)だった昨日の午後、近くに住む友人イーファとローナンもやって来てみなで海遊びに興じました。

スティーヴンはSUP、私はスティーヴンのロングボードでパドル・アウト!

ウェットスーツの内側にスマホを忍ばせて海上でセルフィ。背後にランベイ島を入れたかったけれど、カヤックだの、SUPだの、サーフボードなど長いものだらけでうまく位置がそろえられず(笑)

ローナンとスティーヴン

パドル疲れしたイーファ

岩場はアザラシの生息地。お母さんは白、子どもはグレイだけど親子でしょうね。驚かさない程度に近づいたつもりだったけど、それでもまだ遠く、拡大したら画像が荒くなってしまいました
イーファとローナンに会うのはとても久しぶりだったので、海に入る前後のおしゃべりやティータイムも楽しみました。

イーファが持って作って来てくれた焼きたてのマフィン

スティーヴンのお母さんの愛犬スノーウィーも一緒に

土手に咲いていた
デヴィルズ・ビット(Davil's Bit=スカビオサ、マツムシソウ)。この花が咲き始めると夏も後半です
イーファとローナンは先に帰りましたが、私はスティーヴンのご両親のご厚意に甘えて夕飯をご一緒しました。
お父さんは93歳、お母さんは92歳。食事の前に日課にしているという海辺の散歩にもご一緒し、スティーヴン、お母さん、お父さん、私の4人で腕を組み、スウィーニーを先頭に歩きました。
本来は別所帯の人とはフィジカル・ディスタンス(身体的距離)を保つべきですが、私のことは何年も前から知っているのでお父さんもお母さんも家族みたいに思ってくれているようです。ご高齢のお2人にあまり近づいてはいけないと思い離れ気味に歩いていたら、「(車が来て)危ないからこちらに来なさい!」と腕を組まれてしまいました。(笑)
お2人はここ数日散歩に出たがらなかったそうですが、人が来たことで気分が変わり、元気が出たようです。良かった。
スティーヴンのお母さんはかつてヨガの先生でした。インドに修行に出かけたこともあり、ご自身のホリスティック学校を経営しておられたそう。その分野ではアイルランドでの第一人者です。
ご高齢になるまでは、何十年にもわたり毎朝ご夫婦でヨガをするのが日課だったそう。大病もせず、お元気に長生きしていらっしゃるのはそのせいかもしれませんね。

なかなか暮れない夏の夕べ。雲がかかって夕陽は見えませんでしたが、こんな空もきれいです
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