昨日の後日談に続き、ジャガイモ熱が冷めやらず(笑)。
土曜日の講座終了後、そういえば…と書棚から取り出したのがこの一冊。いつもお世話になっているアイルランド・ツウのライターさん、菅野和子さんが企画・編集された、
『世界のジャガイモ料理』(誠文堂新光社)です。

表紙を飾るのをは本著アイルランド部分に寄稿されている松井ゆみ子さん作&撮影のポテトサラダ。ニコラス・モスの大皿が素敵
ジャガイモがヨーロッパに入って来たのは16世紀ですが、アンデス山中のペルーでは一万年前から食されていました。当時は野生のイモで、そのままではとても食べられるようなモノではなく、あく抜きして粉末にしたり、保存食として乾燥させたものを水に戻したりして食べていたと言います。
時代のニーズに合わせて改良されながら1万年も食されてきたジャガイモ。その歴史は悠久であり、掘れば掘るほど(!)話題が尽きません!
この本は世界の国々のジャガイモ料理のレシピ本ですが、イモの歴史はもちろん、ちょっとしたエピソードや各国のジャガイモ事情が各所に散りばめられているのが魅力。今や料理のレシピもネット上で手に入る時代ですから、あえて手元に置きたいのは実用と楽しさを兼ね備えたこういう一冊ですよね。
土曜日の講座で「ジャガイモ費量世界いちの国はベラルーシ、年間ひとり170キロ食べます!」とお話ししましたが、そのベラルーシのイモ料理も紹介されてます。「ドラニキ」というジャガイモとひき肉のパンケーキや、「バブカ」というイモとキノコの重ね焼きがおいしそう。手元にある材料ですぐ作れそうなところもいい。
さて今日は、この本にも載っている松井ゆみ子さんのニューポテトサラダを作りました。
ゆみ子さんのサバイバル・クッキングレシピでは「ポテサラ」として紹介されています。

マヨネーズを使わないのがポイント。代わりの材料でコクがあるけどさっぱりしたポテトサラダに
ジャガイモ好き、旅好きの方にお勧めの一冊です♪
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