今日から制限解除のフェーズ3に進んだアイルランド。(フェーズ3の内容は
こちら)
レストラン、カフェ、床屋、美容院、美術館、博物館などがオープンし、国内の移動制限は今日からなくなりました!
夕方のニュースでは解除初日のレストランや美容院の様子、遠方の施設に暮らすお母さんに3カ月ぶりに再会する女性の様子などが流れましたが、お天気がすぐれなかったこともあり終日家にいた私にはあまり実感がなかった…というのが正直なところ。

雨の中、床屋に並ぶ人々!(
RTE Newsより)
レストランのソーシャルディスタンスは2メートルから1メートルに緩和されましたが、滞在時間は105分、事前予約が奨励され、代表者の連絡先を伝えることが義務付けられています。(
当初90分と提案されていましたが15分長くなりました!)
そして、パブもレストランとしてなら再開して良いことになっていますが、ひとり9ユーロ以上のちゃんとした食事を出すことが条件。おつまみ程度ではダメ、ということですね。
事前の報道ではダブリン市内の6割のパブがレストランとして再オープンするとのことでしたので、多くの店で今日は3か月半ぶりにお客さんを迎えたことでしょう。(ランチだと9ユーロ以下になってしまうからか、まずはディナーのみ開けるところもあるよう)
地元ビジネスを支えるためには進んで出かけた方が良いのでしょうが、個人的には少し様子を見てからでもいいかな、と思っています。美容院は今は予約がいっぱいで、消毒液や防護用品のため料金も上がっているとのことですし。
レストランも今は殺到しているようですから、いち段落してから出かけるくらいでいいかな。
今日は新規死亡者はゼロでしたが、このところ10人前後を保っていた新規感染者が20人を越えました。5日間ごとの平均で見ると数が増えてきていて、感染者の年齢が若くなっていることが懸念されています。
移動して他地域にウィルスが持ち込まれるという理由での感染率が上がっているそうですから、やはり制限緩和に伴う波でしょうか。これだけ不要不急の海外渡航はしないようにと言われているにも関わらず、海外からの帰国者、呼び寄せ家族によりウィルスが持ち込まれるケースも増えているそう。今日の新規感染には、イラクから運ばれたウィルスが含まれていたのだとか。
パンデミックが終わりに近づいたなどとは決して考えないように、と本日の記者会見でトニー・ホーロラン高等医務官が強調していました。
むしろ解除が進んだ今が正念場…なのかもしれません。
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コメント
Yuko
少しずつ、でも慎重に動き始めたアイルランドですね。
リーダーシップの心遣いも素晴らしいものですね。
1日の感染者数が日々増えている東京はアイルランドよりも多く心配です。
それにしても先日のスティーブンさんの家でのご馳走!!
確かに真剣に召し上がってますね(笑)食べたい!!
沢山集まって皆が楽しめる日々が来ることを願い、今日も気をつけて会社に向かいます。
それでは、みなさま、Take care!
2020/06/29 URL 編集
naokoguide
東京も増えているそうで心配ですね。でも人口比にすればそれほどでもないので、本当に不思議の国ニッポンです!
第2派でまたロックダウンに逆行している国もあり、そうならないことを願うばかりです。
イチゴもですが、ディヴィッドのお母さんのルバーブパイが酸味がしっかり残っていて本当においしかったです。
それにしても、こうしてささやかに集まるだけでこんなに楽しくて嬉しいんだ!ってことがよくわかりました。
YukoさんもTake Care!(って毎日RTEニュースで終わりに言うんですよ、コロナ前は言っていなかったような…)
私も気を付けて過ごします!
2020/06/30 URL 編集