日本は暖冬だそうで、とにかく暖かい毎日。
実家のある信州はさすがに寒いだろうと思いきや、そうでもなく、
庭のサザンカが花盛り。この時期の信州では、珍しいことです。
地球規模で進む温暖化。
天候に関しては良いイメージを持たれていないアイルランドですら、ここ数年、
夏の天候が良く、秋は素晴らしく穏やか、そして冬も暖かい。
好景気で明るくなった街の様子も手伝って、『アンジェラの灰』のようなじめじめと暗~いアイルランドは、今や過去のものとなりつつあるようです。
今日何気なくテレビを見ていたら、このままグローバル・ウォーミングが進むと、2040年には北極の氷が解けてなくなってしまう可能性があると言っていました。
樺太北部とほぼ同緯度(北緯51~55度位)に位置するアイルランドが「エメラルド(グレーン)の島」でいられるのは、大西洋岸を流れる暖かなメキシコ湾流のおかげ。
ところが、北極の氷が解けて冷たい水が流れてくると、その暖流がなくなってしまい、アイルランドは緯度通りの氷に閉ざされた島になってしまうのです。
温暖化に関してはすでに手遅れだそうで、速度を緩めることしか出来ないと言われます。
人類は進化しているようで、結局、同じところをぐるぐると行ったり来たりしてだけなのかもしれません。
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コメント
Chie
この頃の温暖化で長野県の特産品の干し柿やリンゴ栽培にも影響が出ていますね。我が家でも凍り餅ができなくなるのでは?と心配しています。
アイルランドは温暖化で逆に寒くなってしまう恐れがあるんですか?思っても見ませんでした。1年半ほど前にアイルランドを旅行したときには、ホクシャが自生していたので冬でも暖かくていいなぁと思っていました。旅行したのは夏ですが、アイルランド大好きになりましたよ。
最近読み始めたところですがアイルランドの面白さが伝わってきます。今後も楽しみにしています。
2006/12/20 URL 編集
naokoguide
そう、北極の氷が溶けると、ヨーロッパには多大な影響を及ぼすそうで、私もその話を聞いたとき、温暖化の恐ろしさを実感しました。
ホクシャのアイルランド語名は「神様の涙」。花盛りを見ていただけたようで、嬉しいです。これからもよろしくお願いいたします!
2006/12/21 URL 編集