久しぶりにフィッシュアンドチップスを食べました!
これまでも近所でテイクアウト出来たでしょうが、フィッシュアンドチップスはどこで食べてもいいというものではなく、やはり魚が新鮮でちゃんとした油で揚げているところでないと。
外出が半径5キロまで広がり、ダブリンのフィッシュアンドチップスの老舗ベショッフ(
Beshoff Bros)が私の5キロに含まれたので行ってみました。(レストラン、カフェはテイクアウトのみ営業して良いことになっています)

海沿いの町、クロンターフ(Clontaf, Dublin 3)のベショッフへ。店舗には順番に1人ずつ入る仕組みで、注文して支払いをしたら店の外で出来るのを待ちます
へイクかスモーク・ハドックが良かったけれど品薄でどちらもなかったので、タラを注文。残念ながら私の好きなマッシュ・ピー(グリンピースのマッシュ)もありませんでした。
流通も人手も平時のようにはいかないのでしょうね。そんな中、開けてくれているだけでありがたい。

塩とビネガーをたっぷりふってもらい、タルタルソースもつけてもらいました。ベショッフのタルタルはディル入りでおいしい
海辺の草地にすわって、出来立てをむしゃむしゃ食べました。このためにお腹をすかせてきたのでおいしい。
今日のアイルランドは真夏のようで、場所によっては23度まで気温が上がり、今年いちばんの高気温だったそう。ダブリンも日中は20度を超えていたと思います。
夏→海→フィッシュアンドチップス!…と連想されるほど、ソフトクリームと並んでアイルランドの夏の海に欠かせない食べ物。サーフィンのあと海辺で友達と食べた数々のフィッシュアンドチップスが思い出されます。

せっかくクロンターフまで来たので海沿いのプロムナードを散歩

クロンターフにはなぜか、イースター島のモアイ像のレプリカがあります。2004年にチリ政府からダブリン市へ贈られたもので、イースター島の火山岩で作られているそう
帰り道、ガーダ(アイルランド警察)のチェックポイントがあり、2回止められました。外出制限のルールを守ってない人は引き返すよう注意され、聞き入れない場合は罰金や逮捕など罰則が生じます。
最初のガーダには行先を聞かれ、「自宅へ帰るところです」と言ったら、「気を付けて帰ってね」と。
2人目のガーダにも同じように言ったら、どこからどこへ帰るのか、外出目的は何かと聞かれたので、「クロンターフへフィッシュアンドチップスを食べに行って、帰るところです」と言うと、「僕の分は?」と真顔で返され、「す、すみません、全部食べちゃいました…」としどろもどろになってしまいました(笑)。
医療従事者の皆さん、店やテイクアウトを衛生的に営業してくださっている皆さんはもちろんのこと、緊急事態の統制と治安維持につとめるガーダの皆さんにも本当に頭が下がります。こんな真夏のような日に制服をきっちり着て、嫌な顔ひとつせずフレンドリーに対応するお巡りさんに、引き返してフィッシュアンドチップを買ってきてあげたいくらいでした。
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コメント
北の国からSHIGE
もう15年も前ですが、英国コッツウォルズのカッスルク―ムに行きました。
観光客は一人もおらず、村に一軒だけというレストランを見つけフィッシュ・アンド・チップスを注文しました。
何と25cm程の皿に乗りきれないほどの大きなフィッシュ・アンド・チップスが出てきました!
とても食べ切れないと思いましたが、ビネガーをたっぷりかけるとものすごく美味!
結局、完食してしまいました。
日本に帰ってきてから、あちこちでフィッシュ・アンド・チップスを食べていますが、あんなに美味しいものには出会えていません。
ダブリンではNaokoさんお勧めのFoley's Barでいただきました。
タルタルソースとビネガーソースがとても合い、衣もからっとしてとっても美味しかったです。
魚が新鮮でちゃんとした油で揚げてあるというベショッフのフィッシュ・アンド・チップスも食べてみたいな~との思いが募りました!!
2020/05/10 URL 編集
naokoguide
あまりの大きさにびっくりしますよね、こちらのフィッシュアンドチップス(笑)
フィッシュアンドチップスはそもそもテイクアウトするものだけれど、アイルランドは、伝統料理のお店や海辺のレストランでもちゃんとおいしいものを出していますよね。
私のナンバーワンは、ディングルのリードというフィッシュアンドチップス屋。どこがどう違うのかうまく言えないのですが、どこで食べてもあそこがいちばん!
今はいろいろなお店があるけれど、ダブリンでは私はベショッフが慣れ親しんだ味…って感じで、こうしてたまに食べるとやっぱりおいしいです。今度ぜひご一緒しましょうね!
2020/05/10 URL 編集