先日ご紹介した松井ゆみ子さんの「サバイバル・クッキングレシピ」から、オレンジマーマレード&アイリッシュウィスキーのプディング(Orange marmalade & Irish Whiskey pudding)を作ってみました。

使った容器が大きすぎて、出したらびよ~んと広がってしまいショッキングでしたが、味の方はバッチリ。出来立てのアツアツのおいしかったこと~💛
レシピは
こちら。ゆみ子さんの作ったお手本写真を見ると、私が作ったものが同じとは思われないかもしれないけれど(笑)。
ウィスキーはちょうど家にあったジェイムソンで。マーマレードは冷蔵庫にあったいただきもので。(私は家でトーストを食べないので、使い道に困っていたので良かった!)
途中からはバニラ・アイスクリームを添えて。ゆみ子さんのレシピには「争って食べる量の2人分」とありますが、私は誰とも争わずひとり占めで、大きなスプーンでモリモリ食べました。3分の2あたりで長~い休憩が必要でしたけど(笑)。
プディングって、こうして容器ごと鍋に入れて茹でていいんだ!って新鮮でした。とってもシンプル。
おとといの読書会のテーマだった『虹の谷のアン』に、「日曜日にプディングがなかったら、呆れて気絶しちゃう」というくだりがあります。有能なお手伝いさんスーザンが、日曜日ごとに違った種類のいろいろなプディングをイングルサイドのキッチンでこうして作ったのかしら…なんて想像をめぐらせながら、グラグラ音を立てる鍋を見ているのはとてもワクワクしました。
アンの物語にはおいしそうな焼き菓子がたくさん出てきます。カナダの片田舎の島であっても、19世紀後半にはすでに家庭にオーブンが普及していたということですよね。(アンのアニメを見ると、薪をくべるところからやっていて大変そうだなあ…って思います)
ところが同じころ、アイルランドの農村は貧しく、茅葺き屋根の民家にオーブンがあったはずもなく、ふわふわのケーキやパリパリのパイはとてもじゃないけど作れなかった。オーブンがある特権階級のお屋敷では作られていたでしょうけれど。
アイルランドではスイーツ(甘いおやつ)のことを「プディング」と言う人がたまにいるのですが、蒸したり茹でたりして作るプディング類が甘いおやつの主流だった時代の名残りなのかもしれません。それでさえもきっと、特別な日の特別なトリート(ごちそう)だったのでしょうけれど。
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コメント
松井ゆみ子
マーマレードはお醬油と相性がいいので、お肉のソースにしたり、照り焼きにしたり調味料として活用できますよ!なおこさんは、しっかり運動してカロリー消費するからいいけど、わたしはコロナ太りが感染より恐怖! ゆみこ
2020/05/05 URL 編集
naokoguide
お菓子を食べたら食事抜き!ってルールを作って。
今日はランチ代わりにプディング食べました(笑)
マーマレード+お醤油…って考えたこともなかったけど、ポークにマリネードして照り焼きとかおいしそう。
今度ぜひやってみます。
サバイバルレシピ、次々アップしてくださってありがとう。なかなか追いつかないけど、また楽しみにしています♪
(そちらにも写真付きでコメントさせていただきました…ついに!嬉しいー)
2020/05/05 URL 編集