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ロックダウン解除に向けて思うこと

昨日のロックダウン解除のロードマップ発表を受けて、残念ながら7月20日以前のガイディングはほぼ100%不可能ということになりましたので、かろうじてご予約をホールドしてくださっていた個人のお客様に順次ご連絡をさせていただきました。団体ツアーはすでに6月まで全キャンセルとなっており、その連絡が怒涛のように入ってきたのは数週間前のことでしたので、久しぶりの事務作業でした。

巣ごもり生活7週目が過ぎ(国がロックダウンしてからは5週目ですが、フランスに行っていた私はそれ以前の2週間も自主隔離してので)、はじめは目の前に広がった膨大な「自分の時間」を惜し気もなくのんびり、好きなことを思いのままにして過ごしていました。やってもやっても時間がたっぷりある!…といった日々で、これがまだまだずっと続くんだなあ…と漠然と思っていましたが、物理的な動きがこれだけ制限されているというのに、それでもなんだか忙しくなってきたから不思議。
今週は週一のピラティスに加えヨガ教室も始まり、公認ガイド協会の「食べられる野草」のレクチャーに参加し、将来的に副業にしたいことのアドバイスを受け、新聞社にご依頼いただいた原稿を書き…と、なんだか気忙しく過ぎていきました。
静止していた日々が動き出した感じ。すべてヴァーチャル(オンライン上)でのやり取りですが、もはやこれが社会との接点なんですよね。だから、それが増えれば増えるほど、忙しく感じる。

思えばこの7週間、車のガソリンを一度も入れていません。買い物もほとんど徒歩圏内ですし。
私のような人が山といるので、CO2が大幅に削減されて、アイルランドの空は戦後75年で最もクリアーな状態となりました。鳥の声がよく聞こえるという人も。鳥が増えたせいか、騒音がなくなったせいか。耳を澄ますゆとりが出来たから…という気もします。

解除の5つのフェーズについては、国民の多くが政府の決定に敬意を払いつつも、自分がどこに当てはまるのかにより賛否両論です。
レストランはフェーズ4なのに、パブ(ホテルのバーを含む)がフェーズ5なのは不公平だとか。7月20日まで髪を切れないなんてどうしよう、とか。(昨晩のトーク番組に出演したヴァラッカー首相は、トニー・ホーロハン高等医務官は毛があまりないから解除を遅くしたんだ…っていうようなことを言ってましたが、もちろん冗談・笑)。
私の仕事はフェーズ外の要件で、もしかしたら治療薬かワクチンが出来るまで再開できない可能性も高いので、5つのフェーズについては傍観することになります。
それでも、仕事以外の趣味や社交生活はかえってくるし、かたちを変えて仕事をすることになる可能性もある。こんなことを言うのは不謹慎かもしれませんが、今の静かな暮らしが少しずつ忙しい日々へと戻っていくことに、休暇が終わる時のような一抹の寂しさも…。

3日後には行動範囲が半径2キロが5キロになりますが、広い世界は危険がいっぱい…みたいな気分(笑)。やがて20キロになり、さらには島の反対側の大西洋まで行けるようになったら、世界の果てまで到達したような気分になるのかな。
ほんの2か月前までは日帰りしてたのに!

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4日ぶりにいつもの公園(War Memorial Gardens, Dublin 8)へ。ピンク色八重桜は半分以上散り、白い小ぶりの八重桜が満開。ブラックバード(クロウタドリ)のさえずりがそこここに響き渡り、楽園のようでした

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Author:naokoguide
アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。長野県上田市出身、2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。

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