外出制限のこの機会にお家でベイキング!…にはまっているのは私だけではないよう。
小麦粉の需要が通常の3倍にふくれあがり、粉は足りているけれどパッキングが追いつかない!…とメーカーが嬉しい悲鳴をあげているとニュースで言っていました。
確かにスーパーマーケットのベイキングのコーナーは品薄。子どもと一緒にお菓子作りをしているお家も多いことでしょう、トッピング用のチョコレート・チップなどは売り切れていましたから。
さて、オンライン読書会の第2弾が明日に迫り、ここ数日『炉辺荘のアン(Anne of Ingleside)』を読み込んでいます。
この本には炉辺荘(イングルサイド)の住み込みお手伝いさんスーザンが作る、おいしそうなお菓子がたくさん出てきます。
先日の『アンの幸福』の読書会の時にはバナナケーキを作りましたが、あとになって、せっかくなら物語に出てくるお菓子を作れば良かった…と思ったので、今回は炉辺荘のキッチンでスーザンが作ったアップル・パイを作ってみました。

ちょっと焦げちゃったけれど、まあまあ思ったとおりに出来ました!レシピはアン・シリーズの舞台カナダのプリンス・エドワード島で長年カフェを営んでおられるテリー神川さんの
『赤毛のアン』のお料理BOOKを参考にさせていただきました

リンゴはアイルランド産ブラムリーで。程よい酸味でさわやかな味わいに(過去ブログ参照→
ブラムリー・アップルに夢中!)
パイを作ったのはおそらく初めて。思っていたよりずっと簡単で、めん棒でコロコロのばすのが楽しい。
見かけはちょっと不格好ですが(パイを閉じているハート型があまりハートに見えませんね・笑)、出来立ての熱々のおいしかったこと!
物語の中で炉辺荘の主(あるじ)ギルバートが、「スーザンの作るミンス・パイは詩(poems)で、アップル・パイは叙情詩(lyrics)だね」と感嘆するシーンがあります。私のは詩には程遠く、散文…くらいかもしれないけれど。(笑)
あまり凝ったお菓子は道具もないし、根気もないので出来ませんが、シンプルな焼き菓子は時間さえあれば作るのも食べるのも好き。
アイルランドは小麦粉やバターのクオリティーが高いので、原材料のおいしさが腕の悪さを補ってくれます。
普段からよく作る定番のバナナケーキのほかにも、あれこれ作ってはうまく出来たり、失敗したりしています。

よく作るクッキー、超簡単なレシピで。これに慣れると市販のものが甘すぎて食べられなくなる!

バナナケーキをちょっとアレンジして、ブルーベリーとラズベリーのパウンドケーキ

醗酵させるパン作りに果敢にも挑戦しましたが…うまく膨らまず。味はまあまあでした
唯一の問題は、残念ながら人を招くことが出来ないので、作ったら全部自分で食べなくてはならないこと!
次は何を作ろうかな…と思いをめぐらせながら、ジョギング、縄跳び、スクワット…とエクササイズにも精を出す日々です…。
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コメント
Yama
アンがリンド夫人の庭で摘んだ水仙。
マシュウが心臓発作で倒れた朝、抱えていた水仙。
この水仙が咲きました。とても香りが高いのです、信じられないくらいに。
http://kemanso.sakura.ne.jp/anne-paperwhite.htm
2020/04/19 URL 編集
naokoguide
うわ~、これがジューンリリーなんですね!なんて素敵なんでしょう。
白いスイセン、憧れます。母の故郷の福井県の越前スイセンが好きで、でも信州では気候が合わずなかなか咲かない。北陸のように湿気のあるアイルランドなら…と思ってトライしましたが、3年経っても花を咲かせることが出来ずあきらめました。
イングルサイドのスイセンも分かって嬉しいです。ありがとうございます。
先ほどちょうど、第2回オンライン読書会が終了したところ。次は『虹の谷』です。
アンのおかげで楽しませてもらっています♪
2020/04/19 URL 編集