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アイルランドもついにコロナ「封じ込め」対策、学校・文化施設など閉鎖

新型コロナウィルスの感染拡大がヨーロッパでも深刻化してきました。
アイルランドでも感染拡大を防ぐため、過去に前例のない措置を取ることに。現状では3月29日(日)までを期限として全国の学校閉鎖、博物館・美術館など文化施設の閉鎖、大規模行事の中止、在宅勤務の奨励などが勧告され、国をあげての大がかりな「封じ込め」対策が始まりました。

一昨日(3月12日)、ヴァラッカー首相より発表された声明がこちら。
Statement by An Taoiseach Leo Varadkar On measures to tackle Covid-19 Washington, 12 March 2020

日本語に訳してお伝えしている時間が今ないので、在アイルランド日本大使館のサイトより一部抜粋させていただきます。要点がまとめらています。

在アイルランド日本大使館 ホームぺージより
(1)3月13日から,学校,大学,保育施設を閉鎖する。可能な場合は,オンラインや遠隔で教育を行う
(2)文化施設は閉鎖する。
(3)室内で100名以上が集まる大規模行事をキャンセルすることを勧告する。
(4)屋外で500名以上が集まる大規模行事をキャンセルすることを勧告する。
(5)港や空港からアイルランドに入国する者について,新型コロナウイルスの症状が出ている場合は,この事実が通報され,かつ自己隔離が実行されることを確実にする。
(6)可能であれば出勤を継続すべきだが,在宅勤務が可能な者は在宅勤務を行うべき。職場での不必要な面と向かっての接触を避けるため,休憩時間や勤務時間をずらすべきであり,会議は遠隔や電話で行うべき。
(7)公共交通機関は運行を続ける。
(8)店舗は開店を続ける。サプライチェーンが阻害されないようにする計画を有している。
(9)カフェ,レストランやその他のビジネスは営業を続けることができるが,人と人の距離を置くことに関する公衆衛生上の勧告を実行すべき。

また,ヴァラッカー首相は,一般論として,仕事以外での他者との接触をできる限り減らすべきであり,手洗いや咳エチケットを励行し,症状が出た場合には医療機関に相談することが重要である旨国民に呼びかけました。



これまで同様、日本からの渡航者の制限は行われておりませんし、入国後の自己隔離も要請されていません。
ただ、ダブリン市内の国立博物館、国立美術館、ギネスストアハウスなど含め、全国の歴史的建造物、名所旧跡に付随するビジターセンターは軒並み閉鎖していますし、パブや飲食店も人と人の距離が十分に取れないという理由で閉めるところが出始めています。
不必要な移動や接触を国をあげて自粛する空気となってきていますので、私の立場でこれを申し上げるのは本当につらいのですが、少なくとも今月いっぱいは観光旅行に来ていただくのに適切な時期ではないです…。

アイルランドにおける新型コロナウィルスに関するガイダンスは、下記HPにて随時アップされています。今後も状況が変わっていくことは間違いありませんので、渡航を控えている方はご確認ください。
HSE - Coronavirus 保険医療機関からのガイダンス(英語)
在アイルランド日本大使館 現地大使館からの新型コロナウイルス関連最新情報(日本語)
→OPW(歴史遺産を管理する政府機関)管轄のヘリテージ・サイトの閉鎖リストはこちらのサイト内の「OPW Heritage Sites Download」よりダウンロード可

【3月15日17:35、追記】
先ほど政府より発表があり、今夜より3月29日まで全国のパブやホテルのバーがすべて閉鎖されることになりました。今朝ヴァラッカー首相が、室内での100名以上が集まる行事の中止にはパブやナイトクラブも含む旨を強調したのを受けて、ダブリンのテンプルバー(Temple Bar, Dublin 2)のパブが自主的閉鎖を決めたのが引き金になったようです。自分たちのビジネス優先ではなく、安全と健康第一に行動するパブのオーナーたちの責任感と行動力が素晴らしい。
従って、セント・パトリックス・デーの休日もパブは閉鎖となります。ハウス・パーティーもしないように、と政府から注意が促されています。

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コメント

No title

こんばんは。直子さん。

沢山の情報をありがとうございます。
日本も在宅ワークが始まっており、いつもの通勤電車が空いております。アイルランド同様に博物館やイベントも中止が相次いでいます。

そんな中、セントパトリックデーパレードは中止となりましたが、横浜の巨大観覧車コスモロック21に、シャムロックやアイルランド国旗がライトアップされました。中止であっても、このライトアップは重要な意味を持ちます。
それぞれ色々な想いを巡らせたことと思います。

日本のアイルランド大使館ホームページに掲載されていますので、お時間がある時にでもご覧になって下さい。日本の観光地の建物が緑に染まってますよ!

友達は無事に帰国しました。彼女に楽しい時間を過ごさせてくれたイギリスやアイルランドの方達に感謝です!
直子さんも直子さんの素晴らしいお仲間たちも、お体をお大事になさって下さい。

それでは、また。 Yuko

Yukoさんへ

Yukoさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
グリーンにライトアップされた横浜の巨大観覧車の写真、拝見しました。
お友達も無事に帰国されたとのこと、良かったです。
アイルランドは今後状況が悪くなる一方であれば、ロックダウンするのではないかと私は見ています。大変なことになってきましたが、今回のスキー旅行では私たちはタイミングに恵まれていました。
しばらくは自宅で過ごしますが、こういう時にしか出来ないことも多いので、それはそれで楽しく過ごしたいと思っています。

Yukoさんもどうぞ安全にお過ごしください。温かいお言葉ありがとうございます!

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Author:naokoguide
アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。長野県上田市出身、2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。

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