昨日より3日間の予定で、英国のウィリアム王子とケイト妃がアイルランドを訪問中です。

アイルランドのフラッグキャリア、エアリンガス(Aer Lingus)の民間機でご到着。王子はグリーンのネクタイ、ケイト妃はグリーンの素敵なドレス&コートでお目見えです(写真はすべて
British Embassy@BritEmbDublinのTwitterぺージより)
2011年、エリザベス2世女王が英国君主として100年ぶり、アイルランド独立以来初の訪問を果たして以来、英ロイヤルファミリーの面々が頻繁にいらっしゃるようになりました。
チャールズ皇太子はロイヤルファミリーの主要メンバーで唯一、女王のご訪問以前にもアルランドに数回いらしたことがありましたが、近年特に頻繁に。
2015年に初めてカミラ夫人を伴いアイルランド西部を初訪問されて以来、2017、2018、2019年とほぼ毎年ご夫妻で訪問場所を違えていらっしゃっています。王室離脱で話題の
ハリー王子とミーガン妃も2018年、ご結婚後初の海外訪問でダブリンにいらっしゃいました。
そうなると、2011年にご成婚されたウィリアム王子とケイト妃のご訪問がこれまでなかったのが不思議なくらいですが、初日のレセプションで王子が「これまでアイルランドについてたくさんのことを耳にし話題にしていたので…」とスピーチされたように、関心をお持ちで、この日を心待ちしておられたようです。

ダブリン到着後、大統領官邸ご訪問に続き、ガバメントビルディング(Government Building)でレオ・バラッカー首相とパートナーのマットさんに面会するお2人。ケイト妃のドレスの美しいこと!(
2月8日の総選挙で与党が負けたのでバラッカー首相は辞任することになりましたが、連立協議続行中で新首相が決まっていないため、決まるまで彼が任務に就いています)

初日の夜はギネス・ストアハウス(Guinness Storehouse)でレセプション。ケイト妃はこれまたグリーンのキラキラ光るドレスで登場
ケイト・ミドルトンさんのファッションやスタイルは、プリンセスになる前の独身時代からずっと好きでした。クラッシクなドレスやワンピースがお似合いで、ファストファッションからデザイナーズブランドまで、さわやかかつ自然に着こなされます。
滞在2日目の今日は、ダブリンとカウンティー・キルデア(Co. Kildare)の2つの施設で若者や子供たちと交流し、カウンティー・ミース(Co. Meath)で農場視察。スーパーに立ち寄ったり、クッキングしたり、牛を見たりしたようです。
その後、ホウス(Howth, Co. Dublin)でクリフ・ウォーク。ケイト妃の細身のブラックパンツは朝からずっと同じでしたが、シャツやコートはTPOに合わせてお召しかえされていました。

ハリエニシダの花が咲き始めたホウスにて。昨日はケイト妃がグリーンでしたが、今日はウィリアム王子が淡いグリーンのセーター。2人して緑づくめにしないところがいいですね。ケイト妃のジャケットとブーツはドゥバリー・オブ・アイルランド(
Dubarry of Ireland)のものだそう。アイルランドのブランドをお召しになられる気遣いも嬉しいです

夜のレセプションは
昨年オープンしたダブリンの新名所、アイルランド文学博物館「Moli」にて。がらりとお召しかえされたケイト妃のピンクパープルx黒ドットのドレスが目を引きます
私は今日は自宅ですることがあり街へ出なかったのですが、テンプルバー(Temple Bar)にある施設をご訪問されたり、ホウスにいらしたり…と行けば行ける距離にお2人がいらしたのですから、見に行けば良かったかしら…と今になってミーハーな気持ちになっています(笑)。
そうえいば、ケイト・ミドルトンさんはダブリンは初めてではないはず。ご結婚前、ウィリアム王子とのお付き合いをしばしやめていた期間に、何かのイベントかコンサートを見るためにお母さんと2人でダブリンにいらっしゃったことがありました。きわめて庶民的な3~4星クラスのホテル(現
Clayton Hotel Cardiff Lane)に宿泊されたと報道されたのを覚えています。
王妃になった今も気取りがなく、等身大で自然な魅力を損なわない方ですね。ウィリアム王子とは学生時代からの気心知れたお付き合いで仲も良く、プリンセス業を楽しんでおられる様子なのが伝わってきます。
明日はヘリコープターでゴールウェイへ行かれるそうです。ケイト妃のファッションがこれまた楽しみ。このところストームが矢継ぎ早にきていましたが、今週はお天気が良くて良かったです。
【3月5日追記】
3日間のご訪問の写真はこちらでたくさん見られます!(RTE News)
→
DAY1(ダブリン)
→
DAY2(ダブリン、キルデア、ミース)
→
DAY3(ゴールウェイ)
- 関連記事
-
コメント