シックス・ネーションズ第3節。今日はアイルランドにとってトリプルクラウンがかかった大事な試合なので、張り切ってパブへ応援に出かけたのですが、とても残念なパフォーマンスでイングランドに大敗してしまいました。
前半から信じられないようなミスで2トライも渡してしまい、押されっぱなしだったアイルランド。ジョニー・セクストンはキックを外しまくり、何もかもがアイルランドにとって悪い方へいってしまう…悪夢のような80分間でした。
両チームともかなり熱くなっていて、時にはまるで戦闘シーンのごとく。C.J.スタンダールでしたっけ、ユニフォームが引っ張られて脱げてしまったのは。相当頭にきたのでしょう、イングランドの選手に殴りかかってましたね…。

17‐0と大差でリードされてむかえた後半、やっとロビー・ヘンショーのトライが決まり、大喜びの瞬間。ドヘニー・アンド・ネズビット(
Doheny & Nesbitt, Dublin 2)にて
これまでスコットランド、ウェールズに順調に勝ち越してきたアイルランドですが、今シーズンのチームはディフェンスは素晴らしいけれど得点になかなか結び付かないなあ…という印象ではありました。スコーン!と抜ける神トライ的なパフォーマンスもないし、2勝をあげてはいたものの、もっと得点出来てもいいのでは…と思ってはいたのです。
今日はその弱点を見事に突かれた感じで、攻めても攻めても、いつの間にか守ってましたよね…。
80分すぎてからのアンドリュー・ポーターの執念のトライ(彼は国際試合での初トライだったそう!)で多少は救われた気持ちになったものの、時遅し。24‐12で宿命のライバル、イングランドに完敗。
2週間後の対イタリア戦に向けて、気持ちを切り替えて頑張ってくれることを願うばかりです。
そして、トーナメント開始時は足のケガも治って絶好調!…といった様子だったジョニー・セクストンですが、今日はいったいどうしちゃったんでしょうね。
数日前、代表キャンプにU2のボノが激励に訪れて、ジョニーにスープを注いであげたらしいんですね。ボノのサービスの甲斐もむなしく今日のジョニーはキックを外しまくり。試合後ネット上では「ボノが毒をもったのか!?」的なジョークが飛び交っていました…。
がっかりな試合結果ではありましたが、休日のパブでの観戦は楽しかったかなー。

キックオフの2時間前に行き、席取り&ランチ。隣りの人もみな同じくバーガーを食べているのが可笑しい

外は人気もないのですが、パブの中は熱気むんむんなのです
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コメント
ようはっぱ
ってか、「イングランド、さすが」というべきか?
なおこさんが書いてるように、攻めてる!って喜びも束の間、いつの間にか守ってましたし。
録画だったので、私が何度も「気分を変えよう、試合の流れを変えよう」とトイレに立ったり、ご飯を食べたりして一旦止めて、続きに期待してましたがー、、、(>_<)
次はスキッと勝って、フランス戦に弾みをつけて欲しいですー!
2020/02/25 URL 編集
naokoguide
ほんと、何をどうしても流れを変えられない…って感じで、フラストレーションのたまる試合でしたね。アイルランドのゲームをするのを阻止されてる感じだった…。
ブライアン・オドリスコルが試合後に言っていました、「イングランドは、どうやったらアイルランドを負かすことが出来るのかのブループリント(設計図)を世界に見せた」って。ほんと、そんな感じの試合でしたね。
それにしてもアウェイの試合になると弱いですね、アイルランドは。そうですね、次はすきっと快勝して、最後のフランス戦でアイルランドらしいゲームをさせてあげたいですね。
2020/02/25 URL 編集