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ビューリーズ・カフェで友人のフェアウェル・ランチ

ここ数週間連日のガイディングで忙しかったのがひと段落し、今日はもうすぐ日本へ帰国してしまう友人とランチ。
私と同じくらい約20年アイルランドに住んだ彼女ですが、来月はじめに日本へ永久帰国することになり、ダブリンの老舗ティールーム、ビューリーズ・カフェ(Bewley's Cafe, Grafton Street, Dublin 2)で最後のランチをすることに。
(過去ブログ参照→グラフトン・ストリートのビューリーズ・カフェ

すっかり華やかになった今のダブリンからは想像できないかもしれませんが、私たちがやって来た20年前のダブリンにはパブはたくさんあっても、ケーキとお茶が出来るようなカフェは数えるほどしかありませんでした。19世紀創業のこのビューリーズ・カフェは貴重な存在で、当時はここでお茶するのはちょっと特別…な感じがしたものです。
2017年に新装オープンして洗練されたお店となりましたが、昔を懐かしみつつ、友人のフェアウェル・ランチを楽しみました。

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2人ともフィッシュパイをチョイス。今どきのフィッシュパイはマッシュポテトがなめらかでクリーミー、具材もムール貝が入ってたりするけれど、ここのはイモのつぶし加減が粗目かつ、具がサーモンと干しダラくらい。それがかえって素朴でいい感じでした(薄味だったけれど、酸味の強いドレッシングのかかったサラダと一緒に食べるとちょうど良い加減に)

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食後のケーキのお腹もちゃんと空けておきました。新装開店後のビューリーズいち押しのデザートといえば、ケーキとは思えないような鮮やかな色に誰もが驚くブルーベリー・チーズケーキ!

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上記は何度か食べたことがあったので、私は今日はこちら、メアリー・ケーキを。1940年代からのビューリーズの定番だそうで、チョコレート・ムースの中身はアプリコット・ジャムとスポンジ。質のいい濃厚なチョコに頭がクラクラしました(笑)

久しぶり、そしてしばしのお別れとなる友人と話は弾み、時間が経つのを忘れました。
ダブリン生まれの飼い猫も一緒に日本へ行くそうですが、8キロまででないと飛行機に乗れないとか、一機に2匹までという制限があるとか、猫の航空運賃がいくらだとか…。初めて聞く話ばかりで興味深かったです。

年齢も同じ、在住期間も同じくらいの彼女がダブリンからいなくなってしまうのは寂しいけれど、日本での新生活も幸あるものになりますように。
何かプレゼントしたくて、でも荷物がいっぱいだろうな…と思い、じゃまにならない程度の小さな人を連れて帰ってもらうことに。これを見て、アイルランドでのハッピーな日々を思い出してもらえたらいいな。

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お昼寝中の妖精さん(体長6センチ)。我が家に一匹いる子とおそろいです♪

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アイルランド公認ナショナル・ツアーガイドの山下直子です。2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、アイススケート、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。長野県上田市出身。

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