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「アン」の通信発送会と、ゴクとマゴクのこと

今日は終日、東京へ。私が10代の頃からお世話になっている『赤毛のアン』の愛好会「バターカップス」の通信発送会に参加してきました。(過去ブログ→「赤毛のアン」の会の皆さんと出版記念!など)
東京に住んでいた頃には頻繁におじゃましていた、なつかしいサチコさんのお宅へ。発送作業、持ち寄りのお菓子でお茶会…と楽しいひとときを過ごさせていただきました。

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刷り上がったばかりの通信を折りたたみ、宛名ラベルを張った封筒に入れて、切手を貼ります。今日の切手はミッフィー♪

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素晴らしいお茶会。取り分けていただいたのはレイコさん手作りの栗のスクエアケーキ、お茶はアイルランドのバリーズ・ティー(Barry's Tea)。アンのお皿も素敵♪

本日の発送メンバーは私のほか6人でしたが、9月にアイルランド・ツアー(→C.S.ルイスゆかりの地めぐり④~ダンルース城)をご一緒させていただいた小説家・翻訳家の松本侑子先生はじめ、4人がアイルランドに来たことあり。私を筆頭に「アン」好き=アイルランド好き…になる率高し(笑)。
※実は「アン」シリーズには「アイルランド」もちらほら登場しています。ずいぶん前のブログ記事ですが参考までに…→赤毛のアン』とアイルランド?

サチコさんのお宅はいつおじゃましても美しく整えられていて、季節に合わせた小物や「アン」好きが喜ぶ飾りがさりげなく置かれています。
ダイニングの一角には「アン」ファンにはお馴染みの犬の置物、ゴクとマゴクのミニチュアも。大学生になったアンが友人たちと住む「パティの家」の暖炉の両脇に鎮座していた、ロンドン生まれの陶器の犬です。

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右を向いているがのゴク、左を向いているのがマゴク。白地に緑色の斑点、緑色の耳と鼻…と物語に書かれています

ミニチュアのペアはサチコさんのものですが、真ん中にいる大きな一匹は、実は私が持ち込んだ子。右向きなのでゴクですね。
今から20年以上前にドイツで購入し、「アン」ファンの皆さんに見せなくちゃ!と発送会に連れてきて、そのままここに。移動生活が多かったものですから、「ナオコちゃんがお嫁にいくまでね~」ということで置かせてもらうことになったのでした。
ところが、あれから20年経ってもお嫁に行く気配はゼロ(笑)。断捨離ばやりでもあるこのご時世に、こんなに大きくて場所を占めるモノをお預けしているのはさすが申し訳ない…と、近ごろ気がとがめるようになりました。どこに置くあてもないけど、そろそろ引き取るのが礼儀…と今日は決心してきたのですが、当のゴクは持ち主のことなど忘れて居心地良さそうですし、サチコさんも皆さんも「置いておいていいわよー」と口々におっしゃるので、結局そのままになったのでした。エサ代もかからないとは言え、なんとも恐縮です。

この手の陶器のペアの犬は「スタッフォードシャードッグ」と呼ばれ、ヴィクトリア時代の英国上流家庭で好まれたものだそう。「アン」の作者L.M. モンゴメリの父の実家に一対あり、モンゴメリ自身も1911年に新婚旅行で英国を訪れた際に買い求めています。
アイルランドでも由緒ある城や屋敷でしばしば見かけるので、今はさして珍しくも思いませんが、当時の私には衝撃でした。仕事で訪れたドイツ、確かミュンヘンの街のショーウィンドウに「白地に緑色の斑点、緑色の耳と鼻」のこの子を見つけ、買わずにはいられなかったのでしょう。マゴクはどうしたのかな?お金が足りなくて買えなかったのでしょうか、それとも初めからゴクだけだったのでしょうか。(笑)
持ち主でさえもすっかり忘れているくらいだというのに、サチコさんや発送会に訪れる皆さんに可愛がっていただいている、世界いち幸せな「ゴク」であることには間違いありません!

ちなみにダブリンの私の自宅には、メイド・イン・アイルランドのゴクとマゴクがいます。緑色の斑点がシャムロックのカタチ!というアイルランド・バージョン。
ずいぶん前にバンラッティ・キャッスル民族村(Bunratty Castle and Folk Park, Co. Limerick)の陶器屋さんで購入しました。写真が今手元にないので、次の機会にまたお見せしますね。

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11月10日に発売したばかりの松本侑子先生の新訳『アンの愛情』を頂戴し、表紙カバーに感激。見てのとおり、ゴクとマゴクが出てくるシリーズ第3巻です♪

久しぶりの「キンドレッド・スピリット(Kindred Spirit=腹心の友。「アン」に出てくる言葉)」との心温まる時間。来る年にまたお会いするプランも立ち、アンが言うところの「何かを楽しみに待つことが、その楽しいことの半分にあたるのね」を実感したのでした。

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コメント

思春期の本

直子さんのアンにまつわるお話を読む度に、中学生時代が懐かしく思い出されます。
私も、図書館でアンのシリーズを多分?全部読みました。
何十年前でしょうか。
でも、私はもう一つの別のシリーズで振り返れば、私の生活や人生にすっごく影響してるのがあります。
「大草原の小さな家」シリーズです。
NHKでアメリカのテレビシリーズをやってた関係もあって、テレビと本に影響されました。
あんな家族を作るのが夢でしたが、それは叶わず。
でも、キャンプや手作りなど今でもサバイバルっぽいことが大好きです。(^_^)
アンのシリーズもローラ(大草原の小さな家の主人公)にシリーズももう一回読んでみようかなあ。

Re: 思春期の本

ローラ、私も大好きです!
物語の中のさまざまなエピソードに共感。NHKで放送していたドラマも良かったですよね!

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Author:naokoguide
アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。長野県上田市出身、2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。

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