北アイルランド在住の日本人の友人に教えてもらった、BBCとNetflix共同制作のドラマ・シリーズ『Giri/Haji』。
「モックンがヤクザの親分役で出てるんだよ!」と興奮気味に話す友達に、「うわっ、絶対見る!」とより興奮して即答。(←はい、「シブガキ隊」世代です…笑)
モックン目当てに見始めたはずが、テンポのいいストーリー展開にハラハラドキドキ、すっかりはまってしまいました!
「Giri/Haji」とは日本語そのまま、「義理/恥」のこと。舞台は東京とロンドン、英国制作なのに主要キャストはずらり日本人俳優…という、BBC初の試みの異色ドラマです。
先月BBC2で放送が始まり、テレビでは4話まで終了したところですが、なんと
BBC iPlayerで8話すべて同時配信されたので、次週を待たずして最終回までいっきに見れてしまいます。私は5話まで見たところで、あと3話で終わっちゃう!…ともったいなくなり、6話にいく前にひと休みしているところ(笑)。
(ちなみにアイルランド在住の私がなぜ、BBC iPlayerで番組を見られるかというと、有料VPNサービスを利用しているからです)
The Legend Of Giri/Haji | BBC Trailers
モックン(本木雅弘)のほかに私が知っていたのは、丘みつ子さん(平岳大のお母さん役)だけでしたが、主演の平岳大さん、窪塚洋介さんは、日本では誰もが知っている俳優さんなのかな?(浦島太郎でスミマセン)
平さん演じる刑事ケンゾーが、死んだはずの弟ユウト(窪塚さん)をロンドンで探すという話なのですが、ロンドンのギャングの争いやケンゾーを取り巻く人間模様が、東京でのヤクザの抗争などとシンクロしながら、時間を前後して展開していきます。
刑事ドラマ/ヤクザものではあるのですが、描き方が実にスタイリッシュ。大都市ロンドンの闇の部分や若者文化も垣間見られ、平さん、窪塚さんもカッコいいし…。見どころはモックンだけではなかった!

でもやっぱり、ヤクザの親分役のモックン、渋い…💛(
BBC Media Centre/Interview with Masahiro Motokiより転載。ほかの俳優陣の写真&インタビューは
こちらから)
ちなみに、日本人俳優が日本語を話す時は英語のサブタイトルが出ますが、舞台の半分が東京のため、その比重は通常のドラマに比べてかなり大きくなります。それが英国人に難なく受け入れられるというのも時代を感じますが、今や英国やアイルランドの若者たちには、こういった日本語や日本文化の露出こそがアートでヒップな感じなのかもしれませんね。
個人的には、セーラ役のケリー・マクドナルド(Kelly MacDonald)のバリバリのスコットランド訛りが生々しくてびっくり。でも、ちょっと北アイルランド訛りにも似ていて、私にとってはほかの英国人よりかえって聞き取りやすかったりして(笑)。
キャストの詳しい紹介や、ドラマの見どころについては、こちらの記事にネタバレしない程度によく書かれています。これを書いた方も初めはモックン目当てだったみたい(笑)→
平岳大・窪塚洋介出演の英国BBCドラマ『Giri / Haji』の魅力を紹介!来年にはNetflixで配信されるそうですから、日本で見られる日も近いです!
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