昨日飛び込んできたこんなニュース!
New route from Dublin Airport would be one of longest direct flights in world (Dublin Live)
(=
ダブリン空港からの新航路、世界最長の直行便のひとつに)
アイルランド~日本の直行便が、両国の政府間で検討されているというのです。
今、アイルランドのシェーン・ロス(Shane Ross)運輸・スポーツ大臣が日本を訪問中ですが、ラグビー観戦のためだけに行ったのではなかった(笑)。
来年の東京オリンピックの視察に加え、日本の赤羽国土交通大臣と会談。両国間の直行便を促進する文書に、両大臣がサインしたとのことです。
ダブリン~東京の飛行距離は約10000キロ。現行のアイルランド発の最長ルートは、イーストバウンドが香港の9824キロ、ウェストバウンドがロサンゼルスの8300キロですから、それを超える最長距離となります。
ちなみに日本発の最長フライトはメキシコシティー行きかと思いますが、10000キロをゆうに超えているはず。ヨーロッパ線はイベリア航空のマドリッド行きが最長で10770キロ、フライト時間は13時間強~14時間強(偏西風の影響で東へ向かう時の方が飛行時間が短かい)ですが、ダブリン~東京の飛行時間も同じくらいになるのではないかと思います。
折しも一昨日、カンタス航空が世界最長となるニューヨーク~シドニーのテスト飛行を行いました。飛行距離は16200キロ、19時間16分でシドニーに到着したそうです。
世界はますます近くなりますね…怖いくらいに!
アイルランド~日本の直行便の可能性は、これまでも噂レベルでは耳にしていましたが、正式なニュースとして公にされたのは初めてだと思います。
直行便が就航して便利なることを良しとするか、それとも、行き来しやすくなることで日本マーケットの価格競争が激化し、質が下がるという弊害が生じるのか…。観光の現場、それも最前線(!)にいる私としては手放しで喜んでいいニュースなのか微妙ですが、実現するとしても早くて2022年ということですから、いろいろな変化が生じたとしてもそれも時代の流れ…として、対応していくしかないですね!
それにしても、直行便で日本~アイルランドが結ばれる日が来るとは。その点では感無量…です。

大西洋に出現した虹の柱。海の向こうはアメリカ、カナダ、大西洋航路の歴史は長いアイルランドですが、ついにイーストバウンド(東行き)に目が向く時代がやってきたのですね。昨日、モハーの断崖(Cliffs of Moher, Co. Clare)にて
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