我が故郷の「義民太鼓」チームの皆さんが昨晩、無事に到着。
ダブリンから車で小一時間、ボイン渓谷(Bru na Boyne, Co. Meath)の中心の町、ナーヴァン(Navan)を拠点に、今日からいよいよ交流と演奏です!
昨晩到着時にはくたくたに疲れていた子供たちも、一夜明けて今日は元気いっぱい。今朝は演奏前にアイルランドの農場体験を楽しめるコージー・ファーム(
Causey Farm)を訪れ、早速にアイルランドの伝統文化に触れていただきました。

緑の中で皆さんいい笑顔、かけ声は「タ・チ・ア・カ・ネ(青木村ブランドの蕎麦の名前)」!農場を案内してくれたアンディーと2匹の牧羊犬も一緒に

こちらの農家さんの秘伝のレシピでブラウン・ブレッドを作りました

ブタにこんにちは~

牧羊犬がヒツジを追い立てる様子を見学。そのほか、アイリッシュ・ダンスをしたり、長野県歌「信濃の国」を熱唱しながら(笑)トラックで泥炭地へ行ったり、牛の乳しぼりをしたり…

そうこうしているうちに各自作ったブラウン・ブレッドが焼き上がり、農家さん手作りのアイリッシュ・シチューと一緒にランチタイム。皆さん、おいしい、おいしい、とよく召し上がってくださいました!
午後はいよいよアイルランドでの初演奏。ドロヘダ(Drogheda, Co. Louth)で開催中の、1951年より続く伝統音楽の祭典フラー・キョール(
Fleadh Cheoil)の、ジグ・リグ(Gig Rig/審査対象にはならない余興のステージ)部門に出演。耳のこえた国内外からの音楽ファンが見守る前で堂々と演奏してくれました。

ステージの袖からパチリ。迫力ある演奏に鳥肌がたち、思わず涙してしまいました
皆さんの演奏が始まるや否や降っていた雨もやみ、会場の雰囲気ががらりと変わりました。小さな子供たちも演奏が始まるとパフォーマーの顔に変わり、一糸乱れぬリズムと動きで観衆を圧倒。20分間の演奏が終わると、われんばかりの拍手の嵐、嵐、嵐…。
同行しておられるテレビ信州のクルーと会場に感想を聞きに行くと、多くの方が興奮してインタビューに答えてくれました。
「もっと演奏を見たい」、「義民のいるアオキという村へ行ってみたい!(今も義民がいると思ったらしい・笑)」、「耳だけでなく身体全体で感じた」、「ここまで来るのに大変な努力と練習を積み重ねていることでしょう」…などなど。
人口4000人強の青木村からやってきた子供たちが、アイルランドに大旋風を巻き起こした瞬間でした。

フラーでにぎわうドロヘダの街角で。皆さんすっかり町の人気者に♪(
青木村義民太鼓保存会より転載)
明日はダブリン郊外の野外マーケットにて演奏。また違った雰囲気での演奏が見られそうで楽しみです。
※今回のアイルランド公演旅行の様子は下記サイトで即時、発信されています!(同行の村の職員さんと、週末にもかかわらず村役場で待機してアップしてくださっている担当の方の熱意と連携プレイが素晴らしい!)
→
青木村義民太鼓保存会→
義民太鼓保存会こまゆみ会アイルランド通信
- 関連記事
-
コメント