シャノン空港の出発ターミナル。
アイルランド南部のラグビー・チーム、マンスターの本拠地リムリック(Limerick)に近い空港なだけに、マンスター所属だった3人のラグビー・レジェンドの銅像が。

見事なラインアウトの瞬間!ドナカ・オキャラハン(Donnacha O'Callaghan)とジョン・ヘイズ(John Hayes)に持ち上げられるポール・オコンネル(Paul O'Connell)
これはアイルランドのラグビー史に燦然と輝く、2007年のシックス・ネイションズの対イングランド戦。英国からの独立戦争のさなかの1920年、「血の日曜日事件(Bloody Sunday)」で30人が犠牲となった因縁のクローク・パーク(Croke Park)で、アイルランドがイングランドに歴史的な大勝利をあげた、あの試合での一コマです。
先人の恨みをフェアプレイで晴らし、国民の涙を誘った一世一代の大試合でした。
(なつかしい当時のブログ→
6ネイションズ、対イングランド戦に向けて!/
対イングランド戦の大勝利!)

銅像のタイトルは、「アイルランドを変えた日(The Day That Changed Ireland)」
あれから12年。振り返ってみると、あの日、あの勝利をもって英国支配への恨みつらみに幕がおろされ、未来に向かって前進する新しい時代にシフトしたような気がします。
歴史をも揺るがすアイリッシュ・ラグビー。3か月後に迫った日本でのワールドカップでの活躍が楽しみです!
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