三菱一号館美術館がWebサイト上で運用している架空の本屋さん、「新しい私 書店」にて、私のアイルランド本『
絶景とファンタジーの島 アイルランドへ』(イカロス出版)をご紹介いただきました!
アイルランドと私 紀伊国屋書店 大手町ビル店選 「絶景とファンタジーの島 アイルランドへ」この本は「旅のヒントBook」ということで、アイルランドを旅する方向けの情報本という体裁ですが、今すぐ旅が出来ない方が読んでも楽しめる内容にしたいと思って書きました。ページをめくると未知の世界が開け、心が豊かになるような本にしたいなあ、と。
そして、願わくはアイルランドのことをよく知らない方にも、興味を持って見ていただけたらいいな、と。
推薦してくださった書店員の方は、まさにそんな、アイルランドと聞いてピンとこない(よく知らない)のでこの本を手に取った、という方。大好きになるほどにははまらなかったけれど、どうやら優しい人たちが住んでいるみたいだし、仲良くなれそうだなあ、といった感じの感想を述べておられます。
これを見て、ああ、一冊の本が世に出るというのはこういうことなんだなあ、としみじみ思いました。私の本の読者が「アイルランド好き」から、アイルランドのことをまだ知らない「不特定多数」に広がったんだ…と実感。
もちろんそれは喜ばしいことなのですが、不思議なことに、ちょっとだけ寂しい気持ちにも。もはや手塩にかけて育てた幼子ではなく、知らない誰かに大きく成長してしまったような気がして、「ああ、遠くへ行ってしまったのね…」と不思議な感傷がわき上がってきました。
息子が成人して家を出るとか、娘がお嫁に行ってしまうときって、こういう気分なのかな?(笑)
数ある書物の中から私の本を選んでくださった書店員の方へ、心よりお礼申し上げます。ありがとうございます!
平積みコーナーにも入れていただきました。さくらももこさんのお隣りに並べていただいき、嬉しい♪ ⇒
平積みコーナー
本の背表紙や妖精の話のページに登場しているこの子は、私物の妖精です♪
- 関連記事
-
コメント