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スプリング・スターフラワー

おとといのブログで、名前が分からずにいた赤い花を、植物にお詳しい読者のYamaさんがズバリ、「ハナカイドウ(クラブアップル)の仲間では?」と教えてくださり、一件落着。
そのハナカイドウの木の根元に映っていた白い小花の群生にまで反応してくださり(!)、「ハナニラ」もしくは「アマナ」では…とおっしゃられたので、私も興味がわき、今日あらためて見に行ってきました。

Springstarflower0319
可憐…というより、なんだか近未来的な形だと思いませんか?花の直径3~4センチくらい。こんな形は人間は作れません、花の神様だけが創造できる傑作ですね

お天気が良いので、この2日間でより多く開花していました。
近づくと、ニラとかガーリックのような香りがぷ~ん。ハナニラ(イフェオン=Ipheion)に間違いなさそうです。アイルランドでは野草としてはあまり見かけませんので、木の根元に植えられた園芸種かと思います。
「ベツレヘムの星」という素敵な別名があるとYamaさんが教えてくださいましたが、まさに、まだ見ぬ遠い空の星のごとく。

調べてみると、英語圏でもやはり星にちなむニックネームがあり、「スプリング・スターフラワー(Spring Starflower)」と呼ばれるそう。春の野に散りばめられた星、花の趣きとぴったりです。
いくらニラの香りだからって、ハナニラなんてロマンのかけらもないネーミングはいかがなものか…といささか不満に思っていたので、これからはそう呼ぶことにします。

ちなみに、私のような『赤毛のアン』ファンの方は、すでにここで私と同じことを思っておられることでしょう。はい、「スターフラワー」と言ったら、「去年の花の精」ですよね!(『赤毛のアン』第9章でそのように描写されているのです)
「恋人の小径」や「お化けの森」に咲く身近な野草として、物語に何度か登場するスターフラワー。『アンの青春』では、アンが髪にさして友人の結婚式に行く…なんてくだりもあり、子どもの頃に読んだときには、一体どんな花なのかしら…とロマンチックなネーミングに胸をときめかせたものです。
その後、日本でツマトリソウと呼ばれる花と同種だということが分かり、ハナニラとは別の花であることは分かっているのですが、同じ「星」のネーミングの花に出会いすっかり嬉しくなったのでした。
これを「マイ・スターフラワー」としようかしら。

ちなみに、『アン』のスターフラワーであるツマトリソウは、残念ながらアイルランドでは見られないようです。
かつてはブリテン島、アイルランド島一体に自生していたようですが、森の下映えなので、森の消滅と共になくなってしまったのではないかと思います。その証拠に、アイルランドやイングランドほどには森が失われていないスコットランドには、今もあるようですから。

サクラの話からハナカイドウ、そしてハナニラ、『アン』のスターフラワー…と花の話題が連鎖しましたが、実は、まるで植物学者さながらの詳しいコメントをくださったYamaさんは『アン』の会のお仲間なのです。『アン』に話が終結することが、予知されていたかのよう(笑)。
そして、私とYamaさんがハナニラ談義をしているのと時を同じくして、別の『アン』友達がハナニラの写真を「(『アン』のスターフラワーはなかなか見られないので、これが)私たちのスターフラワー」としてSNSにアップしていたのを見てびっくり。
同類のシンクロニシティ―を感じ、ゾクゾクしてしまったのでした!

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コメント

予定調和的な終わり方に、にっこり。

やはりハナニラ!
この花も、よく似たアマナも象徴としてキリスト教徒の墓所に植えられているらしいですね。アマナなら掘り上げて食すと美味らしいけど・・・冗談です。でも本当。

>ハナニラ談義をしているのと時を同じくして、別の『アン』友達がハナニラの写真を「(『アン』のスターフラワーはなかなか見られないので、これが)私たちのスターフラワー」としてSNSにアップしていたのを見てびっくり。

嬉しいことにツマトリソウは、国境の峠を越えて会津の国まで行くと、比較的目にすることができます。つつましやか、でも秘めた強さを持つ花。
それから、このお友達に(きっと私、存じ上げていますよね)スターフラワーの仲間として「チオノドクサ」と「アナマ」はいかがでしょう、とお伝えくださいますか。

ここにツマトリソウを置きました。
http://kemanso.sakura.ne.jp/anne-starflower.htm

話しは変わります。
世界遺産の番組を拝見しました。高校生の頃から(文章で)存じ上げていたNaokoさんが、こんなに立派なガイドさんになっている姿を見て、とても嬉しくて誇らしく思いました。
番組は見逃したR子さんにコピーして差し上げました。HDDにまだ残しています。消すに消せなくて。あと8回コピーできますから、どなたかご希望でしょうか。

・ 静かなる春のひと日に空にあるくれなひ顕るし花かいどうの


やはりハナニラ!
この花も、よく似たアマナも象徴としてキリスト教徒の墓所に植えられているらしいですね。アマナなら掘り上げて食すと美味らしいけど・・・冗談です。でも本当。

>ハナニラ談義をしているのと時を同じくして、別の『アン』友達がハナニラの写真を「(『アン』のスターフラワーはなかなか見られないので、これが)私たちのスターフラワー」としてSNSにアップしていたのを見てびっくり。

嬉しいことにツマトリソウは、国境の峠を越えて会津の国まで行くと、比較的目にすることができます。つつましやか、でも秘めた強さを持つ花。
それから、このお友達に(きっと私、存じ上げていますよね)スターフラワーの仲間として「チオノドクサ」と「アナマ」はいかがでしょう、とお伝えくださいますか。

ここにツマトリソウを置きました。
http://kemanso.sakura.ne.jp/anne-starflower.htm

話しは変わります。
世界遺産の番組を拝見しました。高校生の頃から(文章で)存じ上げていたNaokoさんが、こんなに立派なガイドさんになっている姿を見て、とても嬉しくて誇らしく思いました。
番組は見逃したR子さんにコピーして差し上げました。HDDにまだ残しています。消すに消せなくて。あと8回コピーできますから、どなたかご希望でしょうか。

・ 静かなる春のひと日に空にあるくれなひ顕るし花かいどうの

Re: 予定調和的な終わり方に、にっこり。

Yamaさんのおかげで、とっても楽しい花&アン談義が出来ました。楽しかったです♪

YamaさんのHP、よく見せていただいています!アンのお花を調べるときには必須。
ツマトリソウもYamaさんのページで見せていただきました。

そして「世界遺産」も見てくださったのですね!
ほんとBの皆さんには十代の頃からお世話になりました。時の流れははやいですね…。あの頃と変わらず、アンの話を今も出来るBのお仲間があって、本当に幸せだと感じています♪

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Author:naokoguide
アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。長野県上田市出身、2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。

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