ニューブリッジ・シルバーウェア訪問① 驚きいっぱいの工場見学…の続きです。
工場見学後、ショールーム上階のスタイル・アイコンズ博物館(
Museum of Style Icons)へ。
ここには往年のハリウッド・スターたちが映画の中で身に着けた衣装や、プライベートで着用したドレスなどがずらり展示されています。アイルランドの田舎町にまさかこういうものがあるとは、思ってもみない人がほとんどでしょう…ね!

担当のスーさんが詳しく説明してくれているのは、オードリー・ヘップバーンが映画『シャレード』で身に着けたジバンシーのドレス
2006年、ウィリアム・ドイル社長がオークションでこのドレスを買い付けたのが始まりだそう。以来、コレクションは増え続け、倉庫として使用されていたショールームの上階が博物館になりました。
銀幕でおなじみのスターたちの衣装は、ニューブリッジ・シルバーウェアのエレガントな銀食器やジュエリーのイメージにつながります。(あ、「銀」つながり!笑)

オードリーの衣装のコレクションは世界一かも。やはり『シャレード』で着用した白いワンピースと黄色いコート。ステキですね~

オードリーのプライベートな洋服も。長身だったオードリー、肩幅もウェストも驚くほどに細い
ちなみに、オードリー・ヘップバーンは幼少期に父親と生き別れましたが、1960年代、彼女が30代の頃、赤十字の活動を通じて父がダブリンにいることを知り、会いに来ています。
ほかにも多種多様なスターたちのコレクションがいっぱい。

ビートルズのステージ衣装!4人の衣装がセットでそろっているのは珍しいそう

モナコ王妃グレース・ケリーがアイルランド訪問の際、身に着けたグリーンのドレス。彼女の父親はアイルランド人ですね

そして、この白手袋はなんと、『風と共に去りぬ』のレッド・バトラー役、クラーク・ゲーブルのもの!
そのほか、マリリン・モンローがビーチで広げた赤い水玉のパラソル、故ダイアナ妃のドレス数着、マイケル・ジャクソンの衣装…などなど。
工場見学は有料ですが、こちらの博物館は入場無料というのも嬉しい。
見学後は、併設されているカフェ(
Café Carleton)とショールームでランチ&ショッピング。
観光客ばかりか、地元の人たちもギフトを買いに来がてら食事やお茶を楽しんでいます。

アフタヌーン・ティーも素敵。これで2人分強。この日はランチにプラスしてサンプルでいただき、みなでシェアしました

見てください、この可愛いカフェラテ!飲むのがもったいない~

広々としたショールーム。ファクトリー・ショップなので、お安く買えるものがいっぱい

まるで特注品かのような、大きな銀スプーン。「スプーンおばさん」のスプーンみたい…(笑)

こちらの工場で手作りされている銀製カトラリーのコレクション。憧れますがやはり庶民には銀はハードルが高く、同じ模様のステンレス製の普段使いのカトラリーを何本か購入(笑)

アイルランドらしいクリスマス・オーナメントも。クリスマス・コーナーが一年中あります!
観光シーズンが始まってお互い忙しくなる前に、ガイド仲間の皆さんと楽しいひとときを過ごすことが出来ました。
ご招待くださった担当のスーさんに感謝。
ダブリンから日帰り圏内で、アイルランド伝統工芸に触れ、ランチ、ショッピングも楽しめるお勧めスポットです。
近郊の
日本庭園もあるナショナル・スタッド(Irish National Stud, Co. Kildare)や、
聖プリジット大聖堂(St Brigid's Cathedral, Kildare, Co. Kildare)などと組み合わせて、このエリアを楽しむのもいいですね。
※関連過去ブログ→
ニューブリッジで楽しむプチ・ハリウッド♪(2010年6月記)
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