ダブリン市街地にほど近いストニーバター(Stoneybatter, Dublin7)にラーメン・レストランがオープン。
親日家で、
数年前に日本にも来てくれた友人ディヴィッド&クリスティーンの家の近所…ということで、昨晩2人と一緒に行ってみました。
ラーメン・キッチン(Ramen Kitchen)56 Manor Street Dublin 7.
Tel: +353 1 633 0004
Open: 12:00–22:00
テーブル予約は
こちら(
お店のHPはまだ準備中のようです)

以前はジャヴァ・コーヒーだった場所。ダブリンのフリンジ地区の中でも世代交代が目覚ましいストニーバター、飲食店の移り変わりも激しいエリアです
ダブリンでは、ラーメンに特化した日本食レストランは2軒目。(過去ブログ参照→
たまには…ラーメン(ザ・ラーメン・バー))
今やロンドンではラーメンはヒップスターの食べ物なんだよ!…と、知り合いの20代の男の子が先日話していましたが、ダブリンにもついにその波が到達したのかも。店の看板も、昔のパリのラーメン屋さんのような、赤ちょうちん系ではないですものね(笑)。

大盛況の店内は、若者&ヤングハートのミドルエイジ層でいっぱい
開店2 日目だそうですが、すでに大繁盛!表にテーブルを待つ人が出るほどのにぎわいです。
ラーメンは今やトレンドなんですね、本当に。
キムチ&ビーフ、ミソ・チャーシュー、ベジタリアン…など6種のラーメンがあり、私はトンコツ・チャーシューを注文しました。

麺は一般的なラーメンの縮れ麺。箸あげして見えるようにして写真を撮れば良かったのですが、早く食べないとのびちゃう…という焦りでそれどころではなかった(笑)。チャーシューはトロトロ、海藻など野菜もたっぷり、味付けタマゴもおいしかったです
スープにコクがありおいしく、ダブリンで食べるラーメンとしては、私は大満足でした。
うるさいことを言えば、麺はもうちょっとゆで時間少なく、スープはもっと熱々でもいいかな、というのはあるのですが、アイルランド人にはこの方がおいしいと感じられるのでしょう。アイルランドの若い人たちが上手に箸を使って、コネコネしながらも楽しそうにラーメンを食べているのを見ているだけでなんだか嬉しいです。
同じものを注文したクリスティーンが、一生懸命に私の真似をして「slurp(=音をたててすする)」しようとするのも微笑ましかった(笑)。麺をすするのはどうやら、日本人特有の技のようです。こちらの人は、作法云々でしないのではなく、しようと思っても出来ないのです。
ちなみに、メニューに書かれていたバンブーシュート(=シナチク)とヌルトマキ(たぶん、鳴門巻きのこと?笑)は入っていませんでした(涙)。材料がなかったのかな。アイルランド人でそこを言う人はいないでしょうから、まあいいでしょう。
ラーメン以外にも、寿司、どんぶりもの、弁当ボックスなど、いろいろあり。小皿料理を前菜としていくつか注文し、3人でシェアしました。

左は鶏のから揚げ、右は野菜餃子。から揚げのソースがとてもおいしく(味噌マヨネーズのようでした)、餃子は絶品でした

カリフォルニア・ロールも注文。アイルランド人はやっぱり寿司が好き。ラーメン&ライスなんて炭水化物だらけ…と私は戦々恐々ですが、彼らは寿司もラーメンもヘルシー♪だと思っているので(笑)

ディヴィッドはメインディッシュにラーメンではなく、トリ天丼を注文。から揚げにした鶏肉がご飯の上にのっていましたが、ソースはあまりかかっていないようでした
そういえばシンプルなしょう油のラーメン…というのはメニューになかったですね。やっぱりこちらは、こってり目のトンコツスープが人気みたいです。
お腹いっぱいになった後は、スミスフィールドのライトハウスシネマ(
Light House Cinema, Smithfield, Dublin7)のレイトショーへ。なんと「リング」が上映されていたので、ジャパニーズ・ホラー(こちらでは有名!)を観て、ジャパン・ナイトの締めくくりとしました。
思いっきり「きゃあ~」と叫びたかったのですが、なにせ1998年の映画、今になって「ジョーズ」を見ても全然怖くないのと同じで、叫ぶどころか可笑しくて吹き出してばかりの楽しい夜でした。
今度は弁当ボックスか、カツカレーを食べたいなあ。
- 関連記事
-
コメント