fc2ブログ

ローリー・ベストの出身チーム、バンブリッジRFCを訪問

今日からTVロケの仕事、なんとラグビー関連の取材です!

アイリッシュ・ラグビーが北アイルランド(英国領)を含む南北統一チームであることは、かねてからこのブログで触れてきました。そして、ブレグジットの北アイルランド国境問題が取り沙汰される中、国境なきアイリッシュ・ラグビーの存在意義がますます重要に。(→過去ブログ:国境なきアイリッシュ・ラグビー、ブレグジットへの懸念…
ロケ初日の今日、出かけたのは、国境にほど近い北アイルランドの町、バンブリッジのラグビー・クラブ(Banbridge RFC)でした。

banbridgefrc1
練習中におじゃまし、マネージャーのジョンにインタビューに応じていただきました

バンブリッジ・ラグビー・クラブは、現アイルランド代表チームの信頼厚きキャプテン、ローリー・ベストが少年時代にプレイしていたチームです!
今や北半球一の実力を誇るアイルランドの顔となったローリーですが、今もクラブに籍を置いてしばしば訪れ、未来のローリーを目指す後輩たちを指導、激励しているのだそう。

banbridgefrcrorybest0219
1月27日にローリーが来た時の写真(バンブリッジRFCのインスタグラムより)。一緒に写っているチビッ子ラガーマンはローリーの甥っ子さん。ローリーのお兄さんで、やはりバンブリッジRFC出身のラグビー選手だったサイモン・ベストの息子さんです

クラブ・ハウスを見せていただくと、若きローリーの写真がそこここに飾られていました。クラブはもちろん、地域コミュニティーの誇りなのでしょうね。

banbridgefrc3
2010年、ローリー28歳。バンブリッジRFCでプレイし、ラインアウトするローリーにクラブの旗を掲揚するところ

banbridgefrc2
2000年、ローリー18歳(写真下)。まだあどけない表情で、髪もふさふさ。写真上は1996年、ローリーのお兄さんサイモンです

直前の取材依頼にもかかわらず、快く受け入れてくれたクラブの皆さんに感謝。
そして、「政治とスポーツは別だよ、ラグビーに国境はないからね。アイリッシュも、ブリティッシュも、何人でもウェルカムだよ」とインタヴューに答えてくれたジョン。私たちに接してくれるその態度が、それが心からの真実の言葉であることを何より物語っていました。

関連記事

コメント

ようはっぱ

ウワーーーー。
情報解禁になったら、そのテレビ番組の名前教えてくださいね。
録画予約します。

アイルランドとラグビーとローリーさんと。
もっとブリグジットのことを知りたいです。

naokoguide

Re: ウワーーーー。
ようはっぱさん、ありがとうございます!
ニュース番組のため、事前のお知らせが難しそうです…。
(メールさせていただきます!)
非公開コメント

naokoguide

アイルランド公認ナショナル・ツアーガイドの山下直子です。2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、アイススケート、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。長野県上田市出身。

Instagram

お知らせ ☘

旅のガイドご予約・お問合せはこちら
ガイディング・アイルランド

「絶景とファンタジーの島 アイルランドへ」(イカロス出版)
おかげさまで重版
ikarosbook0517
イカロス出版サイト
アマゾン

新規オンライン講座!
文学ゆかりの地で歩くアイルランド
2023年2月4日(土)16:30~
2023年3月4日(土)16:30~
2023年4月1日(土)16:30~

→詳細&お申込みはこちら

アランセーターの故郷を訪ねて
2023年3月12日(日)13:30~
→終了、ありがとうございました!

過去のオンライン講座配信
見逃し配信ご購入可!
2020年6~8月・全6回→こちら
2020年12月・特別回→こちら

カレンダー

03 | 2023/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

月別アーカイブ