かつて、サーフィンに行かない週末の仲間とのブランチは、
ニューマーケット・スクエアにあったマーケット内のカフェが定番でした。
ダブリン生協の生鮮市場でしたが、日曜日はフリー・マーケット(蚤の市)や多国籍イベントの日となり、にぎわったものです。
それが一昨年だったでしょうか、新開発の波に飲まれ、惜しまれながらもクローズ。新世代の生活の場として人気のダブリン市街地のフリンジ・エリア、D8(=ダブリン8地区)からマーケットがなくなってしまい、私たちもお気に入りの集合場所を失ってしまいがっかり。
それを嘆いていた私に、今朝、友人スティーブンより朗報が。「今日からまた近くでフリー・マーケットが始まるよ!」とのこと。
かつてニューマーケット・スクエアで第3日曜日に開かれていたフリー・マーケットは郊外に移転してしまっていましたが、再びD8に戻ってきて、今日がその初日とのこと。早速スティーブンと待ち合わせて、出かけてみました。
Brocante Market(ブロカント・マーケット)Francis St C.B.S., John Dillon Street, Dublin 8.

住宅街にある学校(Francis St C.B.S.)が入り口。マーケットは日曜日の学校の中庭で開かれていました!

教会に隣接。なんだかこの光景、中世の市場みたい

ハンドバッグ、アクセサリー、古着、セカンドハンドの家具や小物などなど、素敵なものがいっぱい!

カフェはないけれど、本格的な窯で焼かれるおいしいピザの屋台がありました

薄め&もちもちのピザ生地がおいしい!サイズも小さ目でブランチに最適
友人ディヴィッドもジョインして、最近観た映画の話(話題はもっぱら、日本でも今週から公開されている「The Favourite(邦題:女王陛下のお気に入り)」でした!)、来月行くスキー旅行のこと、お互いの仕事の近況、サーフ・クラブの運営について(クラブはまるで世の中の縮図、常にポリティクスが渦巻いています…笑)…などなど、3時間近くも話し込んでしまいました。
おかげでマーケットでショッピングする時間がなくなったけれど、なんだかニューマーケット・スクエア時代に戻ったみたいで楽しかったです♪
あ、写真を撮り忘れましたが、ハンドドリップでゆっく~り煎れてくれる(ゆっくりすぎるくらいゆっく~り・笑)、おいしいコーヒーもありました。ケーキはなかったけれど、なんとそれを予知していたかのように、昨晩焼いたアップル&バナナケーキを持参していたので、コーヒーのお供に2人にも食べてもらえてよかった!
このフリー・マーケットが「ブロカント」という名であることは、今日初めて知りました。「ブロカント」とはフランス語でしょうか、アンティークほど価値が高くないけれど、古くて素敵なもの…という意味らしいです。
月に1回、毎月第3日曜日にここで開かれますが、3月と4月はセント・パトリックス・デーやイースターの関係で、変則的に第4日曜日になるそうです。(次の開催は3月24日、4月28日)
ちなみに、かつてニューマーケット・スクエアにあったダブリン生協は、移転先を探すのに苦労したようですが、最終的にここに落ち着いたよう。→
Dublin Food Coop, Kilmainham Square, Inchicore, Dublin 8.
そして、マーケットの中の私たちが好きだったカフェは、独立して店を構えています。→
Thursday Cafe, 37 Clanbrassil Street, Dublin 8.
バラバラになってしまいましたが、最終的にはみな、D8に戻ってきましたね♪

マーケットのある学校のお隣りの教会、セント・ニコラス・オヴ・ミラ(St Nicholas of Myra)。今日のダブリンは晴天、風がまだ冷たいけど、春の兆しが感じられました
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