ダブリンのシティセンターにリーゾナブルな料金で食べられる石焼ステーキのお店がある!と聞き、昨晩、友人と出かけてみました。
The Lotts Cafe Bar (ザ・ロッツ・カフェ・バー)
9 Lower Liffey Street, Dublin 1
+353 (0)1 8727669
店内に入ると、肉がジュージュー焼ける音といい匂いがぷーん。なんだかすごい熱気で、まわりを見回すとほとんどの人が石焼ステーキを食べている!
19時にテーブル予約して行きましたが、すでにほぼ満席。予約していなかったらすぐには座れなかったでしょう。
10オンス(約280グラム)または8オンス(約230グラム)の各種ステーキが22ユーロ~とお値打ちですが、2人で注文するとさらにお得なオプションが。
私たちは「ミッド・ウィーク・ディール」を注文。10オンスのサーロインステーキ(サラダ付き)2人前にワインが1本ついて、なんと39ユーロです。

ジュージュー音をたてて運ばれてきたのがこちら。チップス(フライドポテト)は追加オーダー、やっぱりステーキにはこれが欠かせません!
ワインを飲む人ならもっとお得感があるでしょうが、私はほとんど飲まないし、友人は車だったので、スパークリングウォーターに変えてもらいました。(それでも安い)
石焼ステーキの欠点は、のろのろ食べていると肉がどんどん焼けてきてしまうこと(笑)。
メニューには、「シェフは60秒以上焼きません。お好みに焼いて食べてください」…と書かれていますが、運ばれてきたときにはミディアムレア寸前くらいに焼けていました。(別の石焼ステーキのレストランでもそうだった…)
そんなことであろうと予測していたので、すぐに半分切り分けてサラダのお皿へ移動。ジュージュー、はふはふ言いながら石の上の肉を急ぎ目に食べ、それが終わったら、切り分けた半分を再び石に戻す…という技を使い、なんとかカチカチのウェルダンになってしまう前に食べ切りました(笑)。
肉はスーパーで購入するくらいの中級レベルのお味と食感。もっとおいしいステーキ・レストランはありますが、この値段でこれなら納得&満足…と言えるのではないでしょうか。肉好きの私は、多少クオリティーの落ちる肉もそれはそれで好きではあります。
まあ、お肉の質うんぬんは、「石焼き」というエンターテインメントの分で帳消しということで(笑)。友人とワーワーキャーキャーはしゃいで食べるのが楽しかったです。

デザートに食べたバノッフィパイ。肉は底なしでも甘いものはそうはいかず、おいしかったけど半分くらいでギブアップ…
ここのメニューですが、ステーキのほかにも、いわゆるアイルランド伝統料理が充実しています。
ポテトケーキ、シーフードチャウダー、ギネスシチュー、バンガーズ(ソーセージ)アンドマッシュ、ラム肉のシャンク、フィッシュアンドチップス、サーモンのオーブン焼き、などなど。いまや絶滅危惧種となりつつあるダブリンコドルもあるし、ムール貝のギネス煮…なんていうオリジナル・メニューもある!
モダン・アイリッシュやコンチネンタル(ヨーロッパ)料理が主流となった現代のダブリンでは、こういうレストランはなかなか貴重かもしれません。次回はステーキ以外のメニューも試してみたいところです。

店内のバー。おひとり様の場合はここで食べるのもいいかも。写真では誰もいませんが、まだ21時過ぎくらい。私たちが入店した時の活気はあっという間にひけて、みんなさくっと食べて、さくっと帰ってしまったので、もしかして、食堂もしくはファミレス仕様のお店なのかも(笑)

リフィー通りでひときわ目立つ、ダブリンっ子にはよく知られたパブ。このパブがレストランも経営しているとは知りませんでした。レストランの入り口はパブの脇の小道に面しています
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