昨日12月8日はクリスマスの準備を始める日で、キリスト教国ではこの日からクリスマス・ツリーの飾りつけをしたり、クリスマス・ショッピングに出かけたりする習慣があります。(最近は商業的になり、街のツリー点灯もクリスマス商戦も早くから行わますが)
私も奇しくもクリスマス行事に参加。楽しみにしていたケルト音楽のコンサート、「
ケルティック・クリスマス2018」へ出かけてきました。

アルタンの直筆サイン入りのクリスマス・カード。コンサート終了後、アンケートに答えた人だけの特典♪
アイルランドと世界のケルト音楽奏者が共演する冬の祭典。
先日のブログでも紹介させていただきましたが、今年のラインナップはとても豪華で、アイルランド、スコットランドのシェトランド諸島、カナダのプリンス・エドワード島から来日した3バンドと、同じくカナダのステップダンサーの夢の共演でした。
出演(演奏順)
ザ・イースト・ポインターズ(プリンス・エドワード島)
ステファニー・̚カドマン(カナダ) ←ステップダンス&フィドル
カトリオーナ・マッケイ&クリス・スタウト(シェトランド諸島)
アルタン(アイルランド)

開演前のすみだトリフォニーホール。演奏中はスクリーンにプリンス・エドワードやドネゴール(アルタンの出身地)の映像や風景が映し出され、とっても素敵でした
ケルト音楽といっても三者三様で、ザ・イースト・ポインターズはケルト音楽のロックみたい。ハープとフィドルのドゥオ、マッケイ&スタウトはドラマチックで荘厳。軽やかにステージに現れたステファニーのダンスは、新大陸へ渡り変化&進化した「自由な」アイリッシュ・ダンスそのものでした。
そして、トリを飾ったアルタンはさすがの貫禄で、圧倒的な存在感!アイルランドの伝統音楽というのはそもそも家の中やパブなどクローズドな環境で演奏されてきたものですから、大きなステージでは躍動感が伝わりにくく地味にもなりかねないもの。それをこのような大ホールで、観客を釘付け&ノリノリにさせてしまうアルタンはやっぱりスゴイ。さすが大御所と言われるだけありますね、アイルランド関係者として誇らしい気持ちにさえなりました。(個人的にはアルタンの海藻の曲が好き♪)
最後の全員セッションでは「サイレント・ナイト(きよしこの夜)」も歌われ、会場がクリスマス・ムードに包まれました。
今回は『赤毛のアン』の島、プリンス・エドワード島のミュージシャンが出演するということで、会場では私のアン友達の皆さんとご一緒しました。
夏にアイルランドをご案内させていただいたお客様や、お世話になっているFMまつもとのパーソナリティーのヒッコリーさんもご来場。音楽&アイルランド好きの添乗員時代の仲間もジョインして、いろいろなご縁がひとつの会場に大集結。クリスマスらしい華やかで楽しい一日となりました。
皆さんどうもありがとうございました♪

コンサート会場お隣りのホテルに飾られていたクリスマス・ツリー
※ちなみに来年の「ケルティック・クリスマス2019」の日程もすでに発表されています。2019年12月2日(日)すみだトリフォニーホールにて。アイルランドからシャロン・シャノンとWe Banjo 3、スコットランドからタリスク(初来日)が出演予定とのことです!→
Plankton
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