数日前の秋分の日の朝、お客様をご案内して、ロッククルー(Loughcrew, Co. Meath)に日の出を見に行ってきました。
※ロッククルーについては過去ブログ参照→
春分・秋分に光が差し込むロッククルー
ものすごく早起きして丘を登り、朝6時過ぎには丘の上のケーンTに到着。これは6時20分頃、最初の朝日が差し始めました
春分・秋分の朝日が石室に差し込み、模様が刻まれた石を照らし出すむロッククルー。朝7時過ぎに古墳を開けて、集まった人を入場させてくれます。

暗がりの中、次々人が集まってきました。はりきって早く行った私たちは列の2番目でしたが、待っている間、凍えるほど寒かったので、ちょっと行くのが早すぎたかもしれません…(笑)

古代人に扮した人々による、こんな余興も!
7時ちょっと過ぎから朝日が石室に入り出しましたが、薄い雲が覆っていたため、石が光に照らし出されるのが見えたのは7時半頃でした。
その頃には私たちは石室からすでに出てしまっていましたが、ロッククルーは羨道が短いので、外からでも文様が描かれた石がオレンジ色に照らし出されるのがはっきり見て取れました。

人が多かった&お客様優先で、光がさしている時は私は写真は撮れませんでした。この真っ暗の石室が光に照らされるのを想像してみてください!
9月としては特別に寒い朝でしたが、150人ほどの人が集まり、にぎやかに秋分の朝日を拝むことが出来ました。
太陽が強く差し始めた時、あまりの寒さに思わず太陽に向かって手をかざすと、まるで焚火に手をかざしたときのように温かかった!
太陽の温もりが直に感じられるなんて、ちょっとびっくり。5000年前の古墳の丘で原始を感じた瞬間でした。

太陽の温もりに感謝!
【追記】2019年11月現在、古墳内部の一般公開はされていません。丘へは自由に登ることが出来、古墳の周囲を歩くことは出来ますが、内部の再公開については未定。春分・秋分の日の朝のイベントも今年は行われませんでした、残念…。
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