
海から眺めるスリーヴリーグはこれまた絶景!
ご案内中のR様&M様と、数々のホテル賞を受賞している素敵な湖畔の宿ハービーズ・ポイント(
Harvey's Point, Co. Donegal)に宿泊。風光明媚なドネゴール・エリアをゆったり満喫中です。
ヨーロッパでも有数の海食崖の名所、スリーヴリーグ(Sliabh Liag, Co. Donegal)を海から眺める体験もしていただきました。

海風が気持ちいい!英国支配時代に建てられた見張りの塔が見えます。あの近くが高さ300mの展望ポイント

名前をつけたくなるような三つ子岩。お客様いわく、見ざる・言わざる・聞かざる。そう言われるとサルに見えてくる…!

船長のパディー(左)と羊飼いのコン(右)。パディーとは2009年以来の長いお付き合い。サーフボートをボートにくくりつけて、この湾でトウイン・サーフィンさせてあげるよ!といつも言ってくれるので、いつか実現させねば!
ちなみに羊飼いのコンがなぜ一緒にボートに乗っているかというと、崖に放牧している羊を海から双眼鏡でチェックするためでした!
お客様は崖の迫力はもちろん、こんなところに羊が…というような岸壁で草を食む羊にびっくり。転げ落ちる子はいないの?と聞くと、数年に一頭くらいはいるそうです。

迫りくる崖の迫力!この近くがスリーヴリーグ最高峰、600メートルの岸壁。岩の褶曲や断層もよく見えます

お天気もよく海も静かだったので、パディーが大サービスしてくれていつもより遠くまで行ってくれました。真ん中の岩が突出している部分はパディーいわく、ジョージ・ワシントンの顔。真横から見るとそれらしく見えます
実は今日の午前中は土砂降りで、もともと12時にボートに乗る予定でしたが、午後3時頃から雨が小ぶりになる予報でしたので、パディーにお願いして4時に変更してもらったのです。
「ナオコ、グッド・コールだったね!」とパディーが言ってくれたように、小ぶりどころか見事な青空に。午前中の雨のおかげで崖をつたう滝もたくさん見られました。

エンジェルが現れた!…と私が思った滝。そういうものが見えてもおかしくないくらい、今日の岸壁は美しく神々しかった
これから海水の温度があがると、パディーが安全なところでボートをとめて、希望者は海で泳がせてくれます。7月頃に行く方はタオル持参で水着を下に着ていくといいですね。
実は私は今日も着ていましたが、お客様が「見ているだけで寒い~」とおっしゃりそうなので、我慢しました(笑)。
スリーヴリーグはこれまで数えきれないほど訪れていますし、パディー船長のボートにも何度も乗っていますが、こんなに雲ひとつなく全貌を見たのは初めてかもしれません。
見通しもよく、南はベンブルベン、ノックナリーといったスライゴの山々、さらにはカウンティー・メイヨーの半島まで、北はアイルランド島最北端のマリン・ヘッドの灯台までしっかり見えました。
お客様も大迫力を楽しんでくださったようで良かったです!

パディーのヌアラ・スター号(Nuala Star)。12人乗りですがもう1隻あるので、予約が多い時は2隻(24人)出航します
スリーヴリーグ ボート・クルーズ(
Sliabh Liag Boat Trips)
予約: Mr Paddy Byrne Tel: 074-9739365/087-6284688
出航時間:10時、12時、14時、16時、18時、まれに20時(5~9月)/所要約1時間半、海の状態により変わります
料金:約25ユーロ(乗船人数により変動あり)
※関連過去ブログ:
海から眺めるスリーヴリーグ/
ヨーロッパ一の崖の名所スリーヴリーグでクランクアップ!
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