
クラウン・リカー・サルーンの前に立つお2人。王室のしきたりにとらわれず、人前でも普通のカップルのように手をつなぐ仲睦まじいお2人はアイルランドでも大人気です(写真は
Irish Times - Prince Harry and ‘great addition’ Meghan Markle visit Belfastより転載)
5月に挙式を控えて何かと話題の、英国のハリー王子とフィアンセのミーガン・マークルさんが、本日ベルファースト(Belfast)をご訪問されました。
ご訪問が発表されたのは今朝、まさにサプライズ・ビジット!
このところお2人は英国各地を訪問されていますが、ご結婚前の国内周遊ツアーは慣例なのでしょうか。ウィリアム王子とキャサリン妃も2011年、ご結婚の前にベルファーストにいらっしゃいましたし。
国民へのお披露目とご挨拶まわりなのかもしれません。いずれにしても英国王室はウィリアム王子の第3子誕生も間近ですし、おめでたいニュースが続きますね。
お2人はベルファースト近郊のリスバーンで若者による和平イベントに出席され、数年前にエリザベス女王も訪れたベルファーストいちの観光名所、タイタニック館(
Titanic Belfast)も見物されたようです。
ランチは19世紀創業の老舗パブ、クラウン・リカー・サルーン(
The Crown Liquor Saloon, Belfast)にて。
ナショナル・トラストの管理下にある歴史的な建物にもかかわらず、庶民的な客層のパブです。今日は当然貸し切りだったでしょうが、街の真ん中の人が大勢集まるようなところにお目見えしてくれて、偶然居合わせた人たちは大喜びだったようです。
ビクトリア様式の美しいパブの内装に目を見張るお2人の映像。ハリー王子はますますカッコよくなり、ミーガンさんもお肌つやつやできれいですね(
Irish Indepenedent: Meghan Markle and Prince Harry touch down in Northern Ireland in surprise visitより)
お食事はスノッグ(昔ながらのパブに残る仕切られた小部屋)でアイリッシュ・シチューを召し上がられたとか。
アイルランド島初上陸のハリー王子、最初のお食事にアイリッシュ・シチューを食べてくれたなんてなんだか嬉しい。好感度・大です。
エリザベス女王、チャールズ皇太子は北アイルランドへは何度も、ウィリアム王子夫妻は2011年に一度。そしてアイルランド共和国へは女王が2011年に、チャールズ皇太子が2015年、2017年にいらっしゃっています。
近年ロイヤル・ビジットが頻繁なのは、北アイルランド紛争が終結し、両国の政治的なわだかまりが急速に解けてきたことの表れかと思います。
和平問題にも関心の高いチャールズ皇太子はアイルランドをとても気に入っておられるようで、今年の春に再びご夫妻でのご訪問を予定されているとか。すっかりリピーターですね(笑)。
一部メディアでは、ハリー王子とミーガンさんがご結婚後にアイルランドを「ミニ・ムーン」(正式なハネムーン前の小旅行)で訪れるのでは…ともささやかれています。
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Irish Independent: Exclusive: Prince Harry and Meghan Markle to mini-moon in Ireland after weddingブレグジット問題に揺れる両国の絆つなぎの意味もあるのかもしれませんが、このお2人のご訪問は観光面でもかなりの経済効果がありそう。
エリザベス情報のダブリンご訪問時には、お客様をご案内して歩いていたら女王をのせた車がすぐ脇を走り、チラ見しました(笑)。(→当時の様子の過去ブログ:
英国女王、アイルランドを訪問中)
ハリー王子のアイリッシュ・ミニ・ムーン、実現するといいなあ。(←すっかりミーハー・笑)
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