セント・パトリックス・デーから数日間、サーフ仲間たちと海辺のサーフ・タウン、ラヒンチ(Lahinch, Co. Clare)で過ごし、昨日ダブリンに戻りました。
波は予想に反して小さかったものの、
ラグビーのグランドスラム、大人数でのディナー、パブで楽しいひととき、モハーの断崖のハイキング…などなど、よく動き、よく食べ、よくしゃべった楽しい数日間でした。

日曜日のラヒンチ・ビーチ。ダブリンを含む東海岸はセント・パトリックス・デーの夜から翌日にかけて雪に覆われましたが、大西洋岸はちらほら舞った程度でした

ラヒンチのサーファーが集うパブ、ケニーズ(Kenny's, Lahinch, Co. Clare)にて。地元バンドの演奏が素晴らしく、みんな踊らずにはいられない!
アイルランド人は面白い人たちなので、彼らが集うと普通の会話の中にも笑いどころ満載です。関西人のように「落ち」をつけて話す人たちで、ボケとツッコミも大いにあり。
この週末に大いに笑えた、ほかの場面でも使えそうな仲間たちの「名言」を拾い集めてみました。
Mutton dressed up like lamb40代女子3人が夜のお出かけに着るものを吟味中。肩の出たピチピチのトップを着るよう勧められたニーヴがひと言、"I don't like to be a mutton dressed up like a lamb!”(=マトンがラムみたな恰好したらシャレにならないじゃない!)
【解説】マトンは親ヒツジ、ラムは子ヒツジ。いい年して若い子みたいな恰好をするのは痛々しい、年相応の格好をすべし…という意味。この表現、ヒツジ王国のアイルランドで言われるとなおさら可笑しいんですよね。ちなみにニーヴのこの晩のアウトフィットは、肩出しトップにカーディガンを羽織るかたちで解決。ところがギネスがすすみ、夜も更ける頃にはカーディガンは脱ぎ去られ、やっぱりピチピチのラムに変身していたのでした!(笑)
Worst decision ever...パブのあと、私たちの反対を押し切り、意気揚々と真夜中のナイトクラブへ出かけていったラニエロから送られてきたメッセージは、"Worst decision ever..."(=最悪の決断…)
【解説】これは本当に最悪である場合も、その逆である場合にも言えます。実はすっごく素晴らしくて、一緒に行かなかった私たちへの当てつけジョークかも?…って思って翌日確かめら、言葉通り最悪だったそうです。あー、行かなくて良かった!(笑)
It's tropical!雪が舞う寒い日、外は1度くらい。翌日はやっと6度になると聞いたアンマリーがひと言、"It's tropical!(=明日は熱帯だわ!)
そ、そんな、大げさな…!(笑)
【解説】天気についての自虐的ギャグ。シックス・ネーションズの中継でも、雪の舞うロンドン郊外の球場から解説する前回のグランドスラム達成者のピーター・ストリンガーに、スタジオのアナウンサーが、"Peter, it looks warm over there"(=ピーター、そちらはやけに暖かそうだねぇ)と声をかけて爆笑し合っていました。
Flat like a pancakeラヒンチ・サーフ・クラブが発表したある日の波予報は、"Flat like a pancake"(=パンケーキのごとくぺしゃんこ)
【解説】波はありません、の意味。アイルランドのパンケーキは日本のホットケーキのように厚みのあるものではなく、クレープのように平たいのです。ちなみに私とアンマリーは朝食にパンケーキのチョイスがあると大いにエキサイトします。ちょうどこの日の朝に大喜びで食べたばかりだったので、これを見て尚のこと、プププと吹き出したのでした。

「Flat like a pancake」の日はサーフィンはあきらめて、Hag's Head(ハグズ・ヘッド/モハーの断崖の一部)でのクリフ・ウォークを楽しみました♪ 左からジョン、スティーヴン、ニーヴ、アンマリー、前列左からムィリン、私
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