この2日間、リピーターのお客様お2人をご案内してアイルランド南西部&南部へ行っていました。

4年ぶりに再会したAさん(左)&Sさん(中央)と。
ディングルのお気に入りのパブ、ディック・マックス(Dick Mack's, Dingle, Co. Kerry)のスノッグで楽しいひと時♪
前回ご案内させていただいのは4年前。バレン(Burren, Co. Clare)やモハーの断崖(Cliffs of Moher, Co. Clare)などアイルランド西部へご一緒しました。
ノリのいいお2人は本当にご案内しがいのあるお客様で、お会いして間もなくお2人がお好きそうな場所が次々ひらめき、『ファーザー・テッド』の司教館や天皇陛下が食事をしたパブ・レストランなど、たった1日の中で「ここも行きましょう!あそこもいいですよ!」とあちこちお連れしたものです。
→過去ブログ:
『ファーザー・テッド』の司教館!/
絶景!モハーの断崖とエイリーン/
天皇陛下が訪れたパブ・レストラン、モランズ(ゴールウェイ近郊)そういえば、このブログのプロフィール写真はその時にAさんが撮ってお送りくださったもの。私にとっても楽しい日だったのでしょう、すっきりリラックススした顔しています(笑)。
今回はダブリンから1泊2日でディングル半島~コークのイングリッシュ・マーケット~キンセールの旅。
まさに、
私のアイルランド本の(南西部&南部の)名所をたどる旅…だったのです!(笑)
そして、あらためて感じたのは、ディングル半島は本当に美しく楽しい。ドラマチックに空模様が変わり、光のマジックに心奪われた瞬間がいくつもありました。
そんな瞬間の写真をせっかくですのでご紹介させていただきますね。(カッコ内はそれぞれの場所の関連過去ブログです)

霧のコナー・パス(Conor Pass, Co. Kerry)も幻想的。羊が寄り集まってきた!(→
アイルランドでいちばん冷たい湖!/
コナー・パスを超えてサーフィンへ(ディングル半島))

スレイ・ヘッド・ドライブへ行く前にディングル・タウンでひと休み。さっきとはうって変わって青空に。やっぱりマーフィーズ・アイスクリーム(
Murphy's Icecream)は欠かせません!(→
キリアン・マーフィーに会いました)

雲間から差す光が照らすのは、海に浮かぶ岩島スケリッグ・マイケル(Skellig Michael)。写真ではほとんど見えませんが、肉眼ではしっかり見えました!(→
パフィンの楽園、スケリッグ・マイケル!)

緑と海のコントラストがなんとも美しい。ファハンのビーハイブ(Beehives, Fahan)にて(→
ディングル史跡めぐり① ビーハイヴ・ハット)

ここでは子羊を抱っこさせてもらえます。抱っこするのがとても上手なAさん、抱いているのは珍しいブラック・シープです(Sさん撮影)

ヨーロッパ最西端のスレイ・ヘッド(Slea Head)。荒々しい大西洋と切り立った岩場にやわらかな光が…

スレイ・ヘッド周遊から戻り、ディングル・タウンのディック・マックス(Dick Mack's)でくつろきタイム。冒頭写真で3人が飲んでいるのはディングル産のディングル・ジン(
Dingle Gin)。ここではジュニパーベリー(セイヨウネズの果実)と、レモン、ライム、オレンジのスライスを入れてくれるのが嬉しい♪このジンに今とってもはまっているので、また今度ゆっくり書きたいと思います

ディナーはあらかじめ予約しておいたシーフード・レストラン、アウト・オヴ・ザ・ブルー(Out of the Blue)へ。こぶりな牡蠣がおいしかった!(→
ディングルのシーフード・レストラン、アウト・オヴ・ザ・ブルー)
この夜は私の本で紹介しているディングル・タウンのお勧めの宿、キーサイドB&B(Quayside B&B)に宿泊。決して豪華ではない簡素な宿ですが、清潔で居心地よく、港が見晴らせる場所にありディングルの街歩きにも便利。
Sさん&Aさんのお部屋には天窓があり、夜中に目が覚めたら星が見えたそうです!
翌朝はゆっくりブレックファーストをいただいたあと、半島南岸を通ってディングルの景色をあとにしました。

映画『ライアンの娘』のロケ地として知られるインチ・ビーチ(Inch Beach)。人気のない朝のビーチはまるで印象派の絵画のような美しさ(→
引き潮のインチ・ビーチにて)
これまで何度も来て、これからも何度も来るであろうディングル半島ですが、光や影という名の演出家が毎回違ったドラマを見せてくれるので、決して飽きることはないでしょう。

インチ・ビーチではしゃぐSさん&Aさんと。またお会いできる日を楽しみにしています!
※関連過去ブログ:
光と影のアイルランド(ディングル半島にて)
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コメント
アンジェラ
実際、直子さんの本をずっと持ってて、一緒に旅をした2日のうち、いつかサインをして頂けると。。。つもりだったんですが、暗い道で「テレビ」(トラックの後^_*)を見ながらもう2時間以上も運転しているから、かなり疲れた直子さんに、結局何も言えなかった。
ロンドンから香港に戻って、数時間後にまた熊本へ飛んで行った私は、忙しい日々の中、直子さんに連れて行っていただいたアイルランドの西南部の島々の全てを、映画のように心の中でずっと放送しています。
私の日本語はまだ上手じゃないだから、ここで村上春樹さんの言葉をお借りいたします。今の私の気持ちにぴったりだからです。
「そこには特別な光があり、特別な風が吹いている。何かを口にする誰かの声が耳に残っている。そのときの心の震えが思い出せる。それがただの写真とは違うところだ。それらの風景はそこにしかなかったものとして、僕の中に立体として今も残っているし、これから先もけっこう鮮やかに残り続けるだろう。」
直子さん、ステキな想いでをありがとうございました!!またどこかで会いましょうね🎵
アンジェラ
2018/04/15 URL 編集
naokoguide
とても嬉しい♪
素敵な言葉ですね。これぞまさに、実際にその場に行かない限り共感することの出来ない3次元、さらには4次元体験。
嬉しいです。
サインは次回に。またお会いしましょう、必ず!
2018/04/16 URL 編集