昨晩はいつもとちょっと趣向を変えて、インディアン・レストランへディナーに出かけてみました。
エスニック料理はあまり得意ではないのですが、グルメな友人たちの間で「ダブリンのインディアン・レストランの中で群を抜いておいしい!」と話題になっていたピックル(
Pickle Restaurant, Dublin 2)にがぜん興味がわき、カレーが食べたい!と言っていた友人を誘って行ってみることに。
大人気で予約を取るのが難しく、10日程前に月曜日の夜8時のテーブルをなんとかゲット。月曜日というのに店内はあふれんばかりのにぎわいでした。
お料理は北インド地方の伝統料理のアレンジで、さまざまな賞を受賞しているインド人シェフの手によるものだそう。評判通り、こんなに洗練されたインド料理は見たことないくらい美しく、味わい深いものばかりでした。

迷いに迷った挙句、私がメインに選んだのは「Zafrani Chicken」。マイルドでクリーミーなチキン・コルマで、チキンにはマッシュルーム、ピスタチオ、ホウレンソウが詰められているというなんとも凝った一品。ナンがつかないので別途注文しましたが、これまためちゃくちゃおいしかった

友人が頼んだ「Ghee Roast - Lamb」はラム肉の各種スパイス煮込みで、ウズラの卵がのっています。ちょっぴり辛め。次回は私もこれを注文しよう!と思うくらいおいしいものでした

デザートにはチョコレート・タルト。このタルトは実は「チョコレート・トリークル」で、
2日前のブログでスライゴのカフェでトリークルの古い缶がカトラリー入れに使われていることを書いたばかり。トリークル(Treacle)とはイギリス・アイルランドで好まれているゴールデン・シロップを濃くしたような甘味料です
イギリス人、アイルランド人はもともとインド料理好きな人が多いですが、こんな洗練されたインディアン・ディッシュがカジュアルな雰囲気で味わえるとは、ダブリンのグルメ界のレベルの高さにあらためて感心させられました。

あまりのにぎわいに店内の写真が撮れなかったので、
レストランのウェブサイトより転載
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