年末年始のスライゴ滞在中、昨年新たにオープンした登山道、クィーン・メイヴ・トレイル(
Queen Meave Trail)からノックナリー(Knocknarea, Co. Sligo)へ登ってみました。
これまで私がいつも登っていたのは、中腹まで車で行ける山の南側の片道20~30分程のトレイル。
(過去ブログ→
女神の山・ノックナリーへ登る/
ルナサの山登り(ノックナリ―))
こちらは山の北側からアクセスする、ふもとから片道1時間ほどの長めのトレイルです。

ここがストランドヒル近くにある登り口。背後に見えるのが目指すノックナリー(高さ327m)、「女王の山」の意。女性の乳房を連想させるお椀型の形で知られますが、この角度からだと違った形に見えます

はじめはこんな道。すぐに整備された階段(段差低め)となり、その直線がしばらく続くので息があがります

ひと息ついて振り返るとストランドヒルの町が小さくなっていました。まるでおそろいかのような赤いニット帽のアンマリーとクリスティーンが、クリスマスに遅れてやってきたサンタクロースみたい(笑)

このあと森の中へ。こんな階段のボードウォークがしばらく続きます。この道はアドベンチャー・パークみたいで結構楽しい♪道の細いところには手すり用のロープがつけられています

森を抜けてひらけたところで、ストランドヒルのビーチが一望できます。犬の散歩ついでに登る地元の人も

スライゴの父なる山ベンブルベンもきれいに見えました。この日、別の友人グループがベンブルベン登山をしていたので、みんなで思い切り手を振ってみました(笑)
ちなみに写真手前の枯れた植物はヒースです。7~8月には斜面が一面ピンク色のヒースの花でおおわれ、さぞかし美しいことでしょう。
ここからはあともうひと息。山頂には伝説のメイヴ女王の墓と言われる古墳がありますが、そこまでは荒地で、道はどろどろ。

長靴をはいていた私はぬかるみもなんのその…でしたが、帰り道に思い切り滑って尻もちをつき、ドロドロになってしまった…

ついに見えてきた巨大古墳。メイヴ女王が敵国をにらみつけ武装して立ったまま埋葬されている…との言い伝えも。一面のヒース、夏が待ち遠しい…
この古墳を半時計回りに3周すると願いが叶う…と言われていますので、私たちもそうしました。
山頂までちょうど1時間、下りはより早く、40分でした。
冬の晴れた日のハイキングは、空気がクリアーで本当に気持ちがいいです。
南側のトレイルに比べ時間は倍かかりますし、傾斜がきついところもありますが、森あり、荒野ありと変化に富んだ道がこのトレイルの魅力。健脚派の方にはこちらもお勧め…でしょうか。

この日、古墳の上に上っている人たちが多くいましたが、史跡なので登らないようにしましょう!
※登り口への行き方:スライゴ・タウン(Sligo Town)からR292をストランドヒル(Strandhill)方面へ。ストランドヒル手前1キロ位のところにあるDolly's Cottage(茅葺き屋根の家、Topazガソリン・スタンドの隣り)のほぼ向かいです。
私たちはストランドヒルのビーチ・フロントに車を停めてそこから歩いて行きましたが、Dolly's Cottage隣りのスライゴ・ラグビー・フットボール・クラブ(Sligo Rugby Football Club)にも駐車できます。
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