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おまわりさんもサーファーだった話…

先月のことですが…ダブリンの我が家に空き巣が入るという事件がありました。

外出先から夜10時頃帰宅すると、リビングからキッチン&寝室へ続くドアが開け放されていて、電気がこうこうとついていたのでびっくり。空き巣だ!とすぐに気づき、家の中にまだ潜んでいる可能性もあるので、玄関を再び閉め、車の中から110番して(あ、こちらは112番です!)おまわりさんが来てくれるのを待ちました。
※112番は緊急対応で、空き巣被害などの場合はそこから近くの交番に転送されるので、初めから近くの交番にかけた方がスムーズだったことをあとで知りました。自宅にいちばん近い交番の電話番号を控えておくべきですね。

サーフィンの友達で家が近所のスティーブンがすぐにかけつてくれて、おまわりさんが来る前に一緒に家の中に入ってくれました。
寝室のクローゼットなどが荒らされていましたが、実家が何度も空き巣被害にあっているスティーブンに言わせると、「かなりタイディ(きちんとした)な泥棒」とのこと。
初めてのことだったので私はびっくりしたけれど、荒らし方としてはそれほどひどくなかったみたいです。

ダブリンの空き巣被害については友人知人からいろいろな事例を聞いていますが、現金や宝石が狙われるようです。どちらも自宅に置いてない(というより、そもそも持ってない・笑)ので、被害はありませんでした。
私にとって盗まれたらショックなものは、ラップトップ、サーフボード、お気に入りの洋服や靴、思い出の写真や手紙など…ですが、どれも全く見向きもされなかった(笑)。ラップトップなんてテーブルの上にど~んと置いてあったのに!
その人にとって何が価値があるのかは全くパーソナルなんだなあ…なんて、荒らされた自分の家を眺めながら、しみじみと冷静に考えてしまったほど。

ほどなく男女2人のおまわりさんが来てくれて、家の中を点検。調書をとったりしている間、にぎやかなスティーブンが一緒にいてくれて本当に助かった。おまわりさんと世間話までして場を和ませてくれたのですから(笑)。
そして、「明日指紋を取る人が来るから、荒らされた場所をあまり触らないように…」などと注意事項を伝えて立ち去ろうとしたおまわりさんの女性の方が、突然、「ところで、あなたとはマハモア(ダブリン近郊のビーチの名)で何度か会ったことあるわよね!」と言い出したのでびっくり。
「この間会ったときは私が水から出てきたところで、あなたがコンディションはどうだった?って聞いたでしょ」…とのこと。なんと、おまわりさんもサーファーだった!(笑)

私は彼女のことを全く覚えていなかったのですが、アジア顔の私はいつも覚えられやすいのです。家の中にサーフボードが何本もあり、ウェットスーツがぶらぶら下がっているのを見て、あーあの人だ!ってすぐに思ったのでしょうね。
イッツ・ア・スモール・ワールド。アイルランドならでは(笑)。

スティーブンは早速、「うちのサーフ・クラブに入りなよ!」と勧誘をはじめ、空き巣騒ぎは思わぬ展開で幕を閉じたのでした!

ちなみに、空き巣がどうやって家に侵入したのかは謎。扉も鍵もこわされておらず、窓も割られていない。裏口から侵入した形跡もなし。
唯一考えられることは、玄関扉の郵便口から器具を差し家れて、内側から鍵穴を操作して開けた…という仮説。そんな巧妙なことをしてドキドキしながら侵入して、取るものが何もなかったとは…(笑)。
まあ、被害がなくて何よりでしたし、クローゼットやアクセサリー入れをさんざん荒らしてくれたおかげで、持っていることをすっかり忘れていた洋服やネックレスがごまんと出てきた!新しく買わずして、持ち物が増えたような気分(笑)。
郵便口は物を差し込みにくいように加工し、これを機会に戸締りや防犯にもより気を付けるようになったので、結果オーライというで。

師走の何かと物入りのこの時期、皆さんもどうぞお気をつけくださいね!

benbullbensnow1217
昨日は雪に覆われたベンブルベン(Ben Bullben, Co. Sligo)を見ながら、この向かい側のビーチでサーフィンしました。いよいよ水も冷たくなってきて、この冬いちばんの寒いサーフィンでした!

コメント

まあ!!!

人的被害がなくて、ほんとうに良かったです。
読みながら「もう、こわいから引っ越す」のかなと思っていたら、おまわりさんとも知り合いになって。
パソコンが盗まれなくてよかったですね。
私は、一番困る。
あー、バックアップを取っておこうと思います。
今日から実家に帰省するので、戸締まり、気をつけようと思いました。
今年はお世話になりました。
どうぞよいお年をお迎えくださいね。

No title

大変だったわねぇ。
こんな時、頼りになる友達がいると有難いわよね。もしうちに空き巣が入ったら誰かスティーブンみたいな人いてくれるかな?って考えちゃいました。とにかく、なおこちゃんが無事で良かったわ。

Re: まあ!!!

ようはっぱさん
そうなんです、思わぬ展開に笑い話に集結して、よかった、よかった(笑)。
この世はすべて「人」ですね~。

Pearlさんへ

ダブリンは狭いから友達が必然的にご近所さんになるけど、東京は広いからね~。
泥棒と鉢合わせしなかったのが何より(笑)。
あまりに個人的な話なので最初はブログに書くつもりなかったんだけど、おちがあまりに可笑しかったので書いちゃいました♪

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Author:naokoguide
アイルランド公認ナショナル・ツアーガイド。長野県上田市出身、2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。
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