レストランやカフェを備えた高級志向のおしゃれなフードコートといえば、ダブリンではファロン・アンド・バーン(
Fallon & Byrne, Dublin 2)がよく知られていますが、この夏よく似たテイストのお店、ドラード&コー(
Dollard & Co,, Wellington Quay, Dublin 2)がリフィー川沿いにオープン。このエリアはあまり日常的に通らないので行ってみるのが遅れましたが、先月やっと何度かのぞいてみるチャンスがありました。

1886年に印刷所として建てられた建物。ダブリン初の鉄骨フレームのビルディングはギネス・ストアハウス(当時は倉庫)かと思っていましたが、ここだそうです
肉、魚、野菜や果物など生鮮食品からチーズ、ワイン、チョコレートやケーキなどなど、選りすぐりの食材がいっぱいで見ているだけでも楽しい。

トマトがおいしそう。エキゾチックなデイツも山盛り

ウェアハウスっぽい店内も素敵。奥はチーズのコーナー

なつかしのジャム・ドーナツさえおしゃれに見える!

正面入り口はリフィー川沿いですが、裏側のテンプル・バーからも入れます。グローサリーの窓から見えるのはテンプル・バー沿いの建物
カフェ・スペースとレストランがあって、食事は朝から晩まで出来ます。デリで買ったパンやケーキをその場で食べることも出来るし、本格的なピザ窯で焼かれるおいしいピザもある!(ピザは16時まで)
コーヒーはダブリンで焙煎される地元コーヒーです。
先日、日本からいらした方をご案内して、ここのレストラン、ザ・グリル(The Grill)で食事をしました。フードコートだけあって食材が新鮮で美味しかったです。

8オンスの牛肩肉のヒレ・ステーキ。リピートしたいくらいおいしいステーキでした。手前のグリーンのソースはニンニクたっぷりのチミチュリ・ソース。これをつけると南米の国の野性的なステーキを食べてるみたいな気分に♪ お値段も€18で、この立地にしてはリーゾナブル

レストランはフードコートのど真ん中。カウンター席も
女性4人連れのお客さんの席においしそうなギネス・チョコレート・ケーキが運ばれていくのを見て、私たちも注文したのですが、なんとその4人で売り切れてしまったとのこと、ガ~ン。4人でひとつづつ食べないで、ひとつこちらに譲ってよー…とは、さすがに言えなかった(笑)。
ファロン・アンド・バーン同様、お土産になりそうなメイド・イン・アイルランドのおいしいチョコレートやショートブレッドもそろっています。私が心動かされたのは、ドラード・オリジナルのキャンバス地のエコ・バッグ。

ダブリンのランドマーク、ピジョン・ハウスと呼ばれ親しまれている港の火力発電所の煙突がパームツリーに(パームツリー=棕櫚の木は南国産にもかかわらず、アイルランド沿岸部にしばしば自生。暖流のおかげ♪)
もしもこのお店が昨年オープンしていたら、このエコ・バッグは確実に私のアイルランド本のおみやげページに掲載されたことでしょう。ひと足、遅かった~(笑)。
店の雰囲気はファロン・アンド・バーンよりラグジュアリーな感じですが、ロケーションのせいか、客層はファロンより若め&観光客も多い印象。小さな町ダブリンですが、エリアによってやはり住み分けがありますね。
次回はコーヒー&ピザか、ブランチをトライしてみたいと思います。楽しみ♪

なんだかロンドンかどこかの老舗ストアみたい。ダブリンもおしゃれな街になりましたね~(笑)
Dollard & Co.2-5 Wellington Quay, Dublin 2.
Tel: 01 6169606
月~木 8:00~21:00、金 8:00~22:00、土 9:00~22:00、日 10:00~20:00
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