
氷河をバックに記念写真!今回の旅の友、ダブリン在住のお友達Y子さんと
一字違いの国、アイ「ス」ランドの旅を終え、大満足でダブリンに戻ってきました。
とても素晴らしかったので、大自然編、温泉編に分けて、簡単にご紹介したいと思います♪
アイルランドのような自然の美しいところにいて、なぜわざわざよその国へ?と思うかもしれませんが、両国の決定的な違いは冬景色。一年中緑に覆われた「エメラルド・グリーンの島」アイルランドでは、一面の雪景色や氷河は見ることが出来ません。
長年アイルランドに住む私たちには雪や氷のある景色がなんとも新鮮。信州育ちの私には、なつかしい色と空気でもあります。
アイルランドではなかなか出番のないダウンのロングコートやスキー・ジャケットを着られるのも嬉しかった(笑)。

アイスランド南部の起点となるヴィーク(Vik)から東へドライブ。ベンブルベンとジャイアンツ・コーズウェイが混ざったような絶景の中を走りました

ヨークルサウルロン氷河湖(Jokulsarlon)の青みがかった氷の塊がなんとも美しい。ヨーロッパ最大のヴァトナヨークル氷河(Vatnajokull)の南にある氷河湖

ヨークルサウルロンの向かいのビーチにて。夕焼けに照らされる氷の塊に心奪われました

夏には白夜になる国ですから冬の日照時間は短く、空の色や光が独特で幻想的。日が落ちた直後の16時過ぎの空

ヴィーク近くのレイニスクヴェルビ(Reynishverfi)はアイスランドのジャイアンツ・コーズウェイそのもの!コーズウェイと同じ、玄武岩の奇岩が連なる柱状節理です。この日はあいにくのどしゃぶり、石柱の洞窟で雨宿り(笑)

この浜辺から見える奇岩も印象的

落差60メートルのスコーガフォス(Skogafoss)の滝も大迫力。激しい雨で私のスマフォのカメラに水が入ってしまい使えず。写真はY子さん撮影
ここまでがウィークから訪れた大自然。レイキャヴィクに移動し、アイスランドいちの名所とされるゴールデン・サークルへも行きましたが、個人的には南部の自然を先に見てしまったせいか、感動薄めでした。

そうは言っても、対岸が凍りついたグルフォス(Gullfoss)の大滝はすごい迫力でした

有名な間欠泉スポット、ゲイシル(Geysir)。ゲイシル間欠泉は現在休息中ですが、すぐそばにあるストロックル(Strokkur)間欠泉が3分に1度位のタイミングで噴射

まるで水たまりのように湯気が立ち上る間欠泉がぽこぽこあるのです
ゴールデンサークルのもうひとつの名所、シングヴレッドリル国立公園にある大地の割れ目ギャオへは、暗くなってしまったので行きませんでした。(20数年前の記憶を反すうして満足・笑)
そして肝心のオーロラは、5日間の滞在中、初日の夜に見ることが出来ました。
オーロラはKP指数が3以上になると見える可能性が高まるので、スマフォにインストールしたアプリで毎日チェックしていました。オーロラが見える30分前に合図があるので、ホテル近くの真っ暗なスポットを地元の人やほかの観光客に聞いて目星をつけておき、ピンポーン♪ときたら車を走らせてオーロラ・ハンティングへ(笑)。

うっすらですが、真ん中に緑ががかった光が映っているのが見えますか?ヴィーク近くにて
肉眼では白なのですが、写真ではグリーンに映ります。これは、ホテルの露天風呂で一緒になった、2日前にオーロラを見たというアメリカ人の女の子に教えてもらって知ったことでした。
「どんなふうに見えるの?」と聞くと、「雲と似てるけど、オーロラは動いてるからわかるわ」とのこと。彼女のこのひと言がなかったら、雲と見分けがつかず、これがオーロラだと確信できなかったと思います。
私がオーロラを見たのは、これが生涯で3度目。最初は添乗員時代、ロシア上空を飛ぶ飛行機の中から。まるで白いカーテンが空にはためているような美しい光景は今も忘れることが出来ません。
2度目はなんとダブリンで。たまたま真っ暗な場所にて、空の色がおかしな感じだったのでもしや…と思ったら、翌日のアイリッシュ・タイムズ紙の一面に、赤とグリーンに染まるスライゴの空の写真が。私が見たのはそのオーロラの端っこだったのです。
そして今回、アイスランドで3度目のオーロラ体験。白い光がついたり消えたり、広がったり縮んだり。今回の滞在中、願わくはもう一度くらい見たかったですが、KP指数は1以下に下がり、雲と満月に遮られてしまいました。
また次回、世界のどこかの空で目にする日を楽しみにしたいと思います。
滞在中に訪ね歩いた温泉についてへ、別途ご紹介させていだきます♪
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