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スライゴのナイト・ライフを楽しむ!

週末はスライゴ(Co. Sligo)で過ごしたものの、波のコンディションがよくなくサーフィンはお休み。
早起きしなくてよいので、スライゴ・タウン(Sligo Town)でのナイト・アウトを楽しみました。

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しっとりと雨に濡れた夜のスライゴ。クリスマスの電飾のもと、路地を足早に歩くアンマリーとニーヴ(←お腹がすいているのでレストランに急いでいる…笑)

女の子だけの夜だったので、スライゴいちおしゃれなレストラン、Eala Bhan(アイルランド語で「White Swan=白い白鳥」の意味。店内壁にはスライゴゆかりのW.B.イエーツの詩が書かれています。このレストランの紹介はまた後日…)でディナー。地元産ラム肉が、旬を過ぎているにもかかわらずとびきりおいしくて感激!

食後はパブを2件ほどハシゴしてから、去年オープンしたばかりのカクテル・バー、Blind Tiger(昼間はカフェとしてオープン)へ。店内に本棚を装った隠しドアがあり、ナイトクラブとつながっています。そこへ行こうというプランだったのですが、あまりの騒音と音楽の趣味の悪さに閉口、そのまま隠しドアを閉めてしまった(笑)。

結局、スライゴ・タウンでの夜遊びの定番、フィフス・オン・ティーリング(5th on Teeling)へ。

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おしゃれなバー・カウンター。2012年にオープンした、音楽やコメディーなど各種エンターテインメントやパーティー・ベニューとして人気(5th on TeelingのFBページより転載)

金土曜の夜はバンドが入り、ダンス・フロアーがいっぱいに。私たちが行ったおとといの夜はアテンション・ビビ(Attention BeBe)というダブリンのパーティー・バンドが入っていて、大変な盛り上がりでした。

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動画はこちら5th on TeelingのFBページより転載

このダンス・フロアーの雰囲気が、ダブリンに比べると気取りがなくてとってもいいのです。
みなそれなりにおしゃれして踊りに来ているのですが、全体的にカジュアルで自然体。客層は実に多彩で、50代くらいの踊り好き夫婦、私たちみたいな女の子同士のナイトアウト・グループ、スタッグ・パーティーでベロベロになった男の子たち(この人たちはフロアーでよろよろしてかなり邪魔でした。ダブリンだったらセキュリーの人が来て、あっという間に外に連れ出されてしまうでしょう!)、ノーメイクにTシャツ&ジーンズの髪を振り乱して踊るノリノリの女の子、ボブ・マーリー風のモーリシャス出身の踊りがうまい男性、ひたすら下を向いて踊りまくるオタクっぽい男子など(笑)。
アイルランド人の男の子はおおむねシャイで、ダンスといっても上下にぴょんぴょん飛び跳ねるだけの人が多いです。女の子はイケイケどんどんですが、男の子はフロアーになかなか入ってこれない子もいて、パイント片手にぽつんと壁の花になっていることも。
ここにはそんな男子が数名いて、友人ニーヴはひとりの男の子に「あなたもこっちに来て踊りなさい!」と連れてきてあげていました。その光景を見て、なんだかじーん。ダブリンだったら人も多いし自分のことで精一杯だけど、ここではみんな一緒なのです。

ニーヴにならって私も、壁で固まっているオタク風な若い男の子を連れ出してあげました。踊りまくっていた別のオタク男子に引き渡すと、「足はこう出すんだよ!」とステップを教え始めた!
すると、はじめはカチカチだった彼の両足が次第に動き出し、緊張気味だった顔がほころんできました。ああ、なんて素朴ないい子たちなんでしょう。母はすっかり安心…といった気持ちで、フロアーを後にしたのでした(笑)。

スライゴは今や、アイルランドでの私の第2のホームタウン。ダブリンとはまた違った雰囲気の、小さな町でのナイト・ライフがすっかり気に入っています♪

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町を流れるガラヴォーグ川(River Garavogue)もすっかりクリスマス仕様です!

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naokoguide

アイルランド公認ナショナル・ツアーガイドの山下直子です。2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、アイススケート、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。長野県上田市出身。

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