ダブリンのグルメ・レストランは街の山の手とされるサウスサイドに集中していますが、昨年、ノースサイドに素敵なレストラン、ミスター・フォックス(
Mr Fox, Parnell Square, Dublin 1)がオープン。

18世紀ジョージ王朝期の町屋敷がずらり並ぶパーネル・スクエア。ロトンダ病院の斜め向かい、ブルーのジョージアン・ドアの地下にあります
カジュアルかつ洗練されたモダン・アイリッシュのディッシュで知られるピッグズ・イヤー(
Pig's Ear, Nassau Street, Dublin 2)の姉妹店。ノースサイド出身のシェフにちなみ、あえてこの場所を選んだのだとか。
そんな話題のお店へ先日お客様をお連れし、素敵なディナーをご一緒させていただきました。

店名のフォックス(=キツネ)にちなんだドアノブ

バーラウンジにはキツネのクッション

キツネの剥製も!
ジョージ王朝時代の町屋敷の地下はもとはキッチンやメイドさんの部屋でした。
こんな調理ストーヴが店内にそのまま残されているのも素敵。

オールドファッションなタイル張りがなんともいい感じ
食事の洗練度はピッグズ・イヤーなどサウスサイドの人気レストランに負けず劣らず。旬の食材が見事な味と盛り付けで次々に登場し、楽しませてくれました。

モッツアレラチーズに古代トマトとバジルを添えて

ポン酢ソースがかかった牡蠣

キュウリのガスパッチョと一緒にいただくサバ。レモンとコリアンダーでさっぱり

メインディッシュはビーフの極上ヒレ肉シャトーブリアンと、ローストラムをシェア。手前のシャトーブリアンは500グラムで本当は2人分だそう!

こちらはフラットアイロン・ステーキ、ビーフの肩肉です。私がシェアの仲間に入るとみんな分を食べてしまいそうなので、別途自分用に注文しました(笑)。パルメザンチーズがどっさりかかったレタスの付け合わせもおいしかった!

最後にプティフールのウォルナッツ・ウィップ。何やら意味深な形状に皆さん笑いを噛みしめる…笑
お値段はスターターが一皿10~13ユーロ、メインディッシュが23~26ユーロ。このクラスのダブリのレストランとしてはリーゾナブルなのではないでしょうか。ノースサイド、万歳!
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