
夕暮れ間近のホウス・サミットにて
週末にホウス(Howth, Co. Dublin)へヒースの花の群生を見に行かれるというグループさんが、花が終わってしまっているのでは…と心配されていたので、夕方仕事が終わった後にドライブがてら車で確かめに行ってみました。
かつて暮らしていたこともあるホウスの町。半島の名所は知り尽くしています。通常この時期にはヒースはまだ咲いていますが、今年は春~夏のはじめの天候が良かったため、全体的に花が早め。陽当たりのいいホウス・サミットではそろそろ先端が茶色くなりかけていましたが、まだまだ群生していたのでほっとひと安心です。

ピンク色が一面に!

2種類のヒース(花ぶりが小さいものと大きいもの)と、秋咲きのエニシダの黄色がきれい
ヒースには種類がいくつかありますが、ホウスに多いのはベルヘザーとも呼ばれる花ぶりが大き目のもの。これは7月半ばから咲きはじめ、8月下旬までが見ごろ。
一方、ヒースが群生することで知られるウィックロウのサリー・ギャップ(Sally Gap, Co. Wicklow)には、花ぶりが小さく、花の時期が前者より半月~1か月が遅いものが咲きますので、ホウスより長く、9月半ば頃までヒースの群生がきれいに見られます。
ヒースの花の時期のご質問がとても多いので、自分の覚え書きのためにもここにまとめておきます。
7月だったらホウス(初旬は早すぎ)
8月はホウス、ウィックロウともどちらもOK
9月はウィックロウ(下旬は遅すぎ)
を目指してくださいね!

ホウス・ゴルフ・コースの裏手の山がピンク一色でした
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