
スライゴの旧港エリアの工場を改装した、前衛的なシアター・スペース
数年前から盛んに活動しているスライゴの新劇場、ブルーレインコート・シアター(
Blue Raincoat Theatre)。
狂言形式でのW.B.イエーツの「猫と月」の、イエーツの心の故郷スライゴでの凱旋公演はここで行われました。

上段左&下段真ん中のポスター。狂言公演は、Tread Softlyというスライゴのアート・フェスの目玉の演目。上段左が、ブルーレインコート・シアター一座による「猫と月」のポスター

小さな劇場内のカフェ・スペースがおしゃれ。開演前にくつろぐ人々

お隣りの地元陶芸家のスタジオで制作された趣きあるマグにてコーヒー・タイム。チケットは、ブルーレインコート・シアター一座の「猫と月」のお芝居のもの。昼間にこれを見て、夜は狂言を見たので、同じ原作がこうも違って演じられるのかと興味深かったです

劇場入り口周辺の素朴なハンギングバスケットが可愛い
狂言は、イエーツ作「猫と月」に続き、小泉八雲作の「ちんちん小袴」、そして古典狂言「蟹山伏」の3作が演じられました。狂言を鑑賞するのは初めてでしたが、一気にひきつけられ、面白くて面白くてお腹をかかえて笑ってしまった!
地元スライゴの人々も興味深々で劇場は満席、大いに盛り上がりました。
イエーツと小泉八雲、そして狂言については、後日また書きます。
明日はアイルランド最終公演に向けてウォーターフォードへ移動します。

劇場前の倉庫の壁にはイエーツ、ルイス・キャロルなどの言葉が書かれています
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