
小さな島で大イベントが開かれる!キルローナン(Kilronan)の船着き場ではこんな看板が迎えてくれました
先日、
セント・ジョンズ・イヴの焚き火を見るためにイニシュモア(Inishmore, Aran Islands, Co. Galway)滞在中、島ではクリフ・ダイビング世界大会が開催されていました。
清涼飲料水のレッドブル主催のワールド・チャンピオンシップ。6~10月にかけて世界6会場で繰り広げられる大イベントで、イニシュモアで開催されるのは2012年、2014年に続き3度目です。
(
Red Bull Cliff Diving - Inis Mor 24Jun2017)
「ウォームホール(Wormhole)」と呼ばれる石灰岩が陥没して出来た天然のプールへ、高さ26メートルの飛び込み台から飛び降りるというスリリングなイベント。
ちなみにウォームホール(虫穴)とはアイルランド語の「Poll na bPeist」を英訳したもので、島の人々を困らせる大蛇が住んでいたという伝説にちなみ、「Serpent 's Lair(=大蛇の巣穴)」とも呼ばれる知る人ぞ知るイニシュモアの名所です。(→過去ブログ:
ウォームホールへハイキング(イニシュモア島))

長さ20m位の天然のプール!(2010年4月撮影)
観光や焚き火見物をしていた私たちは大会日程とは微妙にタイミングが合わず、実際のクリフ・ダイビングを見ることはなかったのですが、島の各所でプロ・ダイバーや審査員と出くわしました。

崖の名所ドゥーンエンガス(Dún Aonghasa)でUSのダイバー・チームに出くわす。高所には慣れているダイバーたちも、高さ90mにはちょっとビビり気味…!
このUSダイバー3人組とはドゥーンエンガスへの登り口で会い、その後夜の焚き火でも遭遇。後日お客様のひとりが、彼らが作成・アップした映像に私たちが思いきり出演しているのを発見!
38秒で記念写真する私たち。4分18秒にはセント・ジョンズ・イヴについてうんちくたっぷりに説明している私もいる(笑)。「同じ奴らにまた会ったぜ~」とテロップが出て、「あの日本人たちスーパー・スーパー・フレンドリーで知識豊富だね~」って褒められてる、わ~い・笑
出くわしたUSダイバーのうちのひとり、アンディ・ジョーンズくんは今大会で3位に輝きました。おめでとう~!
ハイライトはこちらで見ることが出きます。
女性ダイバーもすごいですね!生まれ変わったらクリフ・ダイバーになりたい!…ってちょっと思ったけど、やっぱり岩にぶつかりそうで怖い~
ちなみに私たちは島に2泊しましたが、このようなイベントと日が重なるとは全く予期せず、大会開催が正式に決定してみなが宿を予約するずっと前にゲストハウス全室をおさえていました。
今年1月には島のアコモデーションはすべてうまってしまったと後から聞き、なんとラッキーだったことでしょう!と胸をなでおろしたのですが、このグループさんはいろいろ神がかっていたのでさもありなん、です。
奇跡的にボートの予約が取れて12名全員がスケリッグ・マイケルへも行けましたし、すべてが「そうなることになっている」と腑に落ちるようなことばかりの、スーパー・パワフルな旅だったので。
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