
4000年前の立石、ペンローズ・ヴェイロ(Penrhos Feilw)。まるで夫婦石のようなツインの立石に、結婚運やパートナーシップ安泰を祈願する皆さん💛
今日は終日、アングルジー島のご案内。
ウェールズの西端に位置するアングルジーはイングランド&ウェールズ最大の島。アイルランドにもっとも近いブリテン島の辺境です。
昨年、ケルト好きのご夫妻をご案内して島の各所を周り、私自身がこの地の魅力を実感。今回のグループさんにもぜひアングルジーを!とお勧めし、ケルトめぐりの旅の旅程に加わることになりました。
(アングルジー関連の過去ブログ→
ウェールズ「ケルト紀行」② アングルジー島を満喫!/
ウェールズ「ケルト紀行」③ 「イン」に泊まる(ボウマリスのオールドブルズヘッド))
古代史跡が豊富に残るこの島には、新石器時代の通路墓が20基残っています。通路墓とはアイルランドのニューグレンジ(Newgrange)と同じタイプの古墳。

もっとも保存状態の良いブリン・ケリィ・ドゥ(Bryn Celli Ddu)は入り口がほぼ東向き、古代に夏至の儀式が行われたと考えられています。5000年前のもの

通路の奥には石室がひとつ。自由に出入りできますが、文様のある石などは博物館に移動されておりここにはありません
アングルジー島のなかでも私がもっとも好きな場所のひとつが、海上の教会として知られる聖クウィヴァン教会(Cwyfan Church)。

干潮時のみ渡れるので、時間を合わせて行きました。聖クウィヴァンはグレンダーロックを創始したアイルランドの聖ケヴィンと同一人物…と前回理解したのですが、今回別人ではないかという疑問が。これについてはもうちょっと調べなくてはなりません。背後に見えるのはブリテン島本島にある、ウェールズのスノードン山を含む山脈

聖クウィヴァン教会へ続く歩道の脇に咲き乱れていた大きなジギタリス
アングルジー島は食事がおいしいのも魅力。
食材が新鮮なのだと思います、イングランドより断然おいしく、アイルランドにも引けを取らないグルメな島です。

11週間前にオープンしたばかりの人気レストラン(
Catch 22 Brasserie, Valley, Anglesey)にてディナー。島の東側、メナイ海峡で採れたムール貝のタリアテッレ♪
アングルジーは古代ケルト時代からの聖地であり、男性ドルイド僧の修行の場であったのだとか。
そんなケルト僧であった島の聖人セイリアルをまつった教会が島の東端にあり、その場所の空気感がなんともいいのですが、その地については後日あらためてご紹介することにします。
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