
アイルランドをイメージしてお花を選んでくださったという素敵な花束に感激☘
アイルランド本のイベントの翌日には、私が10代の頃からお世話になっている『赤毛のアン』の愛好会「バターカップス」の有志の皆さんが集まってくださり、出版記念のお祝いをしてくださいました。
思えば私の海外への憧れは、「アン」をはじめとする英米文学の世界からはじまりました。
14歳の誕生日に母が買ってくれたプリンス・エドワード島の写真集に見つけた「バターカップス」の入会案内。大人のお兄さん、お姉さんたちに快く歓迎していただき、最年少の中学生会員として入会。
会報に寄稿したり、名古屋や東京での集まりにはるばる出かけたりして、田舎の中学生だった私の世界を大きく広げてくれたのがこの「バターカップス」だったのです。
あれから30余年、私の人生の大切なよりどころであり続けてくれています。
「中学生だったナオコちゃんが本を出した!」と皆さんよろこんでくださり、遠くは九州、名古屋、静岡などから駆けつけてくださった方々や、中には10余年ぶりに会う方も。まるで「バターカップス」大同窓会そのもの、本当に楽しいひとときを過ごさせていただきました。

有志の方が本を手配してくださり、会場で販売。お花やお祝い電報もいただきとってもうれしかったです

本を手にした皆さんと記念写真♪
『赤毛のアン』の作者L.M.モンゴメリは先祖がスコットランドからの移民。1911年、新婚旅行でスコットランドへ行った際、アイルランドへも来る予定でしたが、鉄道のストライキのため断念。
「モンゴメリのアイルランド旅行を私たちで!」というスローガンを掲げて、過去に「バターカップス」有志の皆さんを数回、アイルランドの旅にご案内したことがあります。そのため、この日お集まりくださった20名程のうち半数がアイルランドに来たことあり。なかには気に入って、2度、3度と来てくださった方も!

「アン」好きはアイルランドも好きになる率高し♪ 熱心に本を開いて見て下さる皆さん
こんな心温まる会を催してくださった皆さんのお気持ちに感激して、お花をいただいたときには思わず涙してしまいました。
田舎の文学少女だった14歳の私を思い出して、センチメンタルな気持ちがこみあげたせいかもしれません。
「アン」からはじまった私の夢がアイルランドで花開き、こんなふうに皆さんに喜んでいただける日が来るとは。
好きなことを続けていると、いろいろなことが思いがけずつながっていきますね。人生の素敵なからくりに感謝の気持ちでいっぱいです♪
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コメント
早川博之
ご本の出版おめでとうございます。直子さんのブログを見落としていたので、記念会には出られませんでした。残念。
これからさっそく購入して読ませていただきます。
お元気でご活躍を続けてください。
早川博之
2017/06/07 URL 編集
naokoguide
本を購入して読んでくださるとのこと、嬉しいです。アイルランドのことを思い出して楽しんでいただけましたら幸いです。
どうぞお元気にお過ごしくださいね。またきっとお会いできる気がします。
2017/06/07 URL 編集