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お城のふもとのホテル、ダナハーズ

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ダイニングへ入り口のドアがハート型💛

先日お客様をアッシュフォード・キャッスル・ホテルにご案内させていただいた際、私は隣接するコング村(Cong)のホテル、ダナハーズ(Danagher's Hotel, Cong, Co. Mayo)に宿泊。
このホテルに泊まるのはずい分、久しぶり。親切なホテルという印象はあったけれど設備についてはあまり記憶がなく、部屋も暖かくてベッドリネンも気持ちよく、こんなに居心地のいいホテルだったけ?ちょっぴりと感激したのでした。

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映画『静かなる男』の銅像のすぐそば

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可愛い部屋。赤い長靴は、翌朝アッシュフォード・キャッスルに歩いていくためにお城から借りてきたもの♪

小さな村のパブ兼、レストラン兼、カフェ兼、ホテル。キャッスルでお客様のディナーのお世話をしてから到着すると、すでにパブは大賑わい。
先に仕事を終えたのに私の到着を待っていてくれた(さっさと先にチェックインすればいいのになぜか待っていたりする、気のいいドライバーが多い・笑)バスドライバーや、居合わせた他国の観光客とひとしきりおしゃべりしてから、居心地のいい部屋でゆっくりひと晩過ごさせていただきました。この部屋、ほんとによく眠れた!
最近は小さな村のホテルでも客室まで無料WiFiがとんでいるので、部屋でゆっくり仕事もできて助かります。

翌朝のブレックファーストがこれまたおいしかった!

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ツアー中は食事量が多くなるのでフル・ブレックファーストはとても食べられないので、ソーセージ2本&目玉焼きというのがツアーの朝の私の定番

どうということのない普通の朝食ですが、田舎で食べる素材がより良いせいかおいしいんですよね。
朝当番らしきスタッフのおじさんは、かつてはダブリンで売れっ子美容師として活躍していたそうですが、ホリデーで訪れたコング村に魅せられて家族で移住。キャリアは失ったけど、暮らしは充実してるよ~と楽しそうでした。

かつてはアッシュフォード・キャッスルにお客様がお泊りになる場合、城内に私たちガイドやドライバー用の小さな部屋があり、そこに泊まらせてもらったものでした。今やオーナーシップも変わり、以前とは比べものにならないほどの超高級ホテルになってしまったので、私たちは村のホテルやB&Bに泊まります。

キャッスルのスタッフは事情をよくわかっていて、送り迎えしてくれたりと協力的。朝も「迎えに来てあげるよ」と言ってくれるのですが、歩いても15分くらいなので、たいてい朝は散歩がてらお客様をお迎えに歩いて城へ出勤(?)するのが、なんだか『ダウントン・アビー』のメイドになったような気分で結構気に入っています(笑)。
この朝、お城で借りた高級長靴をはいて小道を出勤中、キャッスルのバーでワークエクスペリエンスで働いている女の子と一緒になり、まるでメイド同士わいわいきゃぴきゃぴ城のうわさ話(このときはもっぱら、間近に迫ったローリー・マキロイの結婚式の話!)をしながら歩いたのも楽しかったです♪

※コング村についての過去ブログ→『静かなる男』の村、コングにてコングの森を歩くお城のふもともB&Bに泊まる(コング)『静かなる男』のパブでディナー

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アイルランド公認ナショナル・ツアーガイドの山下直子です。2000年よりアイルランド在住。趣味はサーフィン、アイススケート、バラ栽培、ホロスコープ読み、子供の頃からのライフワーク『赤毛のアン』研究。長野県上田市出身。

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