
アイルランドでは「フェアリー・ツリー(妖精の木)」と呼ばれる御神木。ケルト司祭のダラが見守る前で、新婦が選んだ枝に新郎が願掛けのリボンを結んでいます(写真はすべて2017年3月撮影)
すっかり時間が経ってしまいましたが、以前にイニシュモア(Inismor, Aran Islands, Co. Galway)でケルティック・ウェディングのセレモニーをされたM様ご夫妻。
2年前の3月。素敵なカップルさんの素晴らしいお式でしたのに、アイルランド本の執筆が佳境に入っている時で、お写真掲載の許可を頂戴したにもかかわらずご紹介しないままになっていました。ケルティック・ウェディングはセレモニーが始まる頃にちゃんと晴れる!…のジンクス通り、この時も小雨があがり、美しい海と空が祝福してくれました。

聖なる泉で新婦の豊穣を願います。このあと、立石で新郎の強さを願う儀式もあり

ケルト時代からウェディングの伝統のある聖キーラン教会にて。「結婚の石」と呼ばれる立石で儀式中、思わぬ珍客が…!写真左に映っているウシです・笑
M様ご夫妻とは時間があったので、いろいろなお話をさせていただきました。アイルランドでお式を挙げたかったという新婦様は、独身時代に友人に誘われて出かけたU2コンサートの会場で不思議なことがあり、どうやら導かれてアイルランドにいらしたようでした。そのお話がとても印象に残っています。
のどかな島の景色を新郎様もすっかり気に入ってくださり、お式のあと、古代の砦にご一緒に登ったことを今も思い出します。

紀元前の時代に建設されたケルト人の砦、ドゥーン・オクラにて
M様はこの数か月後、
東京で行われた私のアイルランド本の出版記念イベントにも来てくだいました。
数年前に同じくイニシュモアで挙式されたカップルさんも元気なお姿を見せてくださり、嬉しかったです。
これまでにウェディングをコーディネートさせていただいたカップルさんは15組ほどになります。幸せな瞬間に立ち会わせていただいた皆さん、今もお元気にしておられるかな…と時々思い出しています♪
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※過去にコーディネートさせていただいた(ケルティック)ウェディングのブログ→
ケルティック・ウェディング
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