『ナルニア国物語』の作者C.S.ルイス(C. S. Lewis, 1898-1963)がベルファースト出身であり、彼のゆかりの地が多くあることは過去にもご紹介させていただきました。
先日、昨年11月にオープンしたルイス関連の新名所、C.S.ルイス広場(
C.S. Lewis Square, Newtownards Road, Belfast)を見に行ってきました。
(広場については過去ブログ参照→
C.S.ルイス広場、ベルファーストにオープン、そのほかゆかりの地に関する過去ブログは記事の最後にまとめました)
イースト・ベルファーストの一角にある、ナルニアの住人たちの銅像広場!
モーリン・ヘイロン(Maurice Harron)さんというアイルランド人アーティスト作。どの銅像も有名なナルニア初版のポーリン・ベインズ(Pauline Diana Baynes)の挿絵のイメージでした。

ライオンのアスランは約3メートル!

ビーバー夫妻。いい人(ビーバー?)ぶりがよく出てる

白い魔女に使えるオオカミのモーグリム

私の大好きな半神半獣のタムナスさん♪ 映画ではジェイムズ・マッカボイ君でしたね(なつかしい、彼の出生作でした)。ちなみにしっぽもちゃんとついてました

そして、白い魔女。私が感心したのは…

なんと、ちゃ~んとターキッシュ・デライトを手にたずさえている!
これがエドモンドを誘惑した、瀬田貞二さん訳で「プリン」となっていたお菓子ですね。賛否両論あるようですが、私は名訳だと思います。
(過去ブログ→
メイド・イン・アイルランドのターキッシュ・デライト)

マジカルな文字が書かれた石の祭壇もあり
ナルニア・ワールドを抜けると、1998年のルイス生誕100周年につくられた有名な「The Searcher(探求者)」の像に行きつくようになっています。

ナルニア創成期の物語『魔術師のおい』のディゴリー・カークをモチーフとした像だとのことですが、C.S. ルイス自身が魔法の衣装ダンスを開けようとしているかのようにも見えます

「ルイスは1898年に生まれ、1963年に再び生まれ(再生)した」と書かれています。1963年は、いったんは無神論者となったルイスが再びキリスト教徒になった年
あともうひとつ、コマドリの銅像もあったのですが、この日見逃してしまいました。
タムナスさんを探しに行くときに、道案内をしてくれたコマドリですね。
広場に隣接して、カフェ併設の「C.S.ルイス・センター」もオープン。長くなるので、そちらの様子は後日アップしますね。

沿道に植えられていた白いヒース。ヒースは通常ピンクですが、野生種にもまれに白があり見つけたらラッキー。植えられていたのは園芸種ですが、ピンクでなくあえて白を選んでいたのが素敵
★C.S.ルイス関連の過去ブログ
C.S.ルイスゆかりの地めぐり①~イースト・ベルファースト&近郊C.S.ルイスゆかりの地めぐり②~聖マーク教会C.S.ルイスゆかりの地めぐり③~「ナルニア」の舞台は…サイレント・バレー① 「ナルニア国」を探して秋の森を歩く →この続きは近日中にアップ
★2019年9月7日追記→
コマドリさん、見つけた!(ベルファーストのC.S.ルイス広場)
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