
「トラクター」の愛称で呼ばれている私のフィアット・プント。「もうこれ以上走りたくない~」とストライキ状態…笑
アイルランド本の取材であとちょっとゴールウェイ(Galway)で見ておきたいものがあり、昨日より1泊で出かけていました。
ベルファーストでも撮影し残しているものがあり、出かけたついでにゴールウェイからいっきにベルファーストへ行ってしまおう!と車を走らせていたところ、内陸部で高速をおりたとたん、ギアが入らない!
軽い坂道でしかもラウンドアバウトの手前だったので、そのまま止まってしまったら危険!とギアをニュートラルにしたままずるずる移動し続け、なんとか安全なところまで動かしたところで完全停止してしまいました(笑)。
AA(Automobile Association=自動車協会)のレスキューが到着するまで約2時間位だったでしょうか。まさにMiddle of Nowhere!のな~んにもない田舎道の脇で、ハザート・ライトをつけて移りゆく雲を眺めながらぼんやり(笑)。
幸いポカポカ陽気だったので、時おり車の周りをウロウロ。それにも飽きると、ラップトップを取り出して車の中で執筆。
ようやく到着したAAのお兄さんが神様に見えました!

本日のオフィスはココ。ベルファースト行きは断念
AAのバンに車をトウインしてもらい、ダブリンまで約100km連れ帰ってもらいました。
毎月AAにメンバーシップ料金を払っているので、車が壊れたり、バッテリーがあがってしまって発進しない(よくある…)時には電話一本でかけつけてくれるのですが、この月9ユーロの支払いの効力をこれほどありがたく思ったことはありませんでした!
AAのお兄さんはとてもいい人で、バードウォッチング好きなのか巨大な鷹が飛んでいるのを教えてくれたりして、なんだか楽しいドライブでした(笑)。

トラクターがトウインされていく~。こんな状況なのになんだかワクワク
いつもお世話になっている近所のガレージに直行し、車はそのまま入院。どうやらクラッチの故障のようです。
この車の華やかなトラブルの経歴(いちばんすごかったのはパワーステアリングがなくなったことでしょうか…)をすべて知っているガレージのおじさんたちは、また来たか~、直してやるから大丈夫だぞ~と、苦笑いしながらも頼もしい。
この忙しい時に数時間無駄にしてしまいましたが、ゴールウェイやベルファーストで故障したのではなく、少しでもダブリンに近いところでだったのが不幸中の幸いでした。
ちょっと疲れていたので運転してもらえて休憩できたし、車をトウインするなんてめったにない経験もしてしまって、実はちょっと楽しかったかも(笑)。
ちなみに、本来私のメンバーシップ料金ではダブリン内での故障しか対応しないそうですが、今回はAAの好意により特別に遠距離の輸送をしてくれました。AA、素晴らしい~、ありがとう。

AAバンの中にあったAAトラックのミニチュア
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