
氷河によって形成されたU字渓谷。雄大な景色の中を気持ちよくハイキング♪
ダブリンに滞在中のアメリカ人の友人マリアンとコートニーと一緒に、ウィックロウへハイキングに行ってきました。
風もない穏やかな冬の日。ウィックロウ森林国立公園(Wicklow Mountains National Park)内にある、初期キリスト教会史跡で知られるグレンダーロック(Glendalough, Co. Wicklow)周辺のトレイルを楽しく歩いてきました。
グレンダーロックには多くのトレイルがあって、初めて歩く人にもわかりやすいように、それぞれが色別で表示されています。
(➡
Walking Trails of Glendalough)
私たちが歩いたのは、「スピンク&グレ二ーロー・バリー(Spinc and Glenealo Valley)」という9キロ、約3時間のトレイル。グレンダーロックのアッパー・レイク(Upper Lake)をくるりと大回りする人気のルートで、標高差390メートル、適度にアップダウンのあるヒルウォークです。

私たちのトレイルは「白」。要所要所に出ている色別の矢印に沿って進みます
アッパー・レイクの駐車場が出発地点。まずはポウラナスの滝(Poulanass Waterfall)に沿って急な坂道を上がり、さらにボードウォークになっている上り坂へ。

約600段あるそうです!
初めの30~40分は上り坂が続きますが、ここを頑張って登りきると、グレンダーロックの2つの湖を見晴らすビューポイントへ。
トレイルの早い段階で眺めの良い地点に到達するので、飽きずに歩けるのが、このコースのいいところです。

ロウアー・レイク(Lower Lake)。湖の奥には、写真では小さすぎて見えませんが、教会跡地のラウンドタワーも見晴らせます
ここからはスピンク(Spinc)と呼ばれる山の峰を歩くことになります。まだ断続的に登りが続くものの、眼下にアッパー・レイクを見晴らしながら歩くので、気分は爽快。

谷間に横たわるアッパー・レイク。今から1万年前に氷河によって形成された地形です

湖がすべて後方になったら、そろそろ下り。この辺り、夏には一面にヒースの花が咲いて、ピンク色になることでしょう
スピンクを下りきったら、湖に流れ込む細い川を渡り、アッパー・レイクの対岸へ。
この辺りで野生のシカを目撃。ちゃんとしたカメラを持っていなかったので、写真は撮れませんでしたが。

このトレイルは、ボードウォークも橋も良く整備されていて安心

湖も川も水の色が真っ黒。泥炭地を流れてくるせいです
この辺りから少し岩だらけのところを下り、最後はアッパー・レイク脇の整備された平らな道を歩いて出発地点へ戻ります。
途中、写真を撮ったり、休憩したりしながら、3時間少々でゴールイン。日の短い冬場のハイキング・コースとしては、ちょうどいい距離でした。

ゴール間近のアッパー・レイク沿いの道にて。背後に写る峰がスピンク、このてっぺんを歩いてきたのでした!
今日は日中の気温は10度前後。雨もなく寒すぎず、歩くにはちょうどいい気候。冬のハイキングもなかなかいいものです♪
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